2019/07/04
Made in Germany
ドイツのメーカーときいて、皆さんは何を思い浮かべますか?
adidas,Puma,Nivea,Boss,Bosch,LEICA,RIMOA,ESCADA,
Volkswagen,Porsche,Audi,BMW,Mercedes,OPEL,Recaro,
Deuter,Siemens,Joop!,LAMY,Mont Blanc,STAEDTLER,
Hugo Boss,Steinway,HAZET,BRAUN,FABER CASTELL,
Semikolon,Uvex,WMF,Villeroy&Boch,Jack Wolfskin,STABILO
精巧で機能的なモノづくり大国として、様々なカテゴリーで世界に名だたる人気メーカーが名を連ねていますが、
今回は世界でも人気の高い「Made in Germanyの文具」を少しだけご紹介したいと思います。
STAEDTLER ステッドラー
ある日、本屋さんで出会ったのは、鮮やかな青色の鉛筆でした。
当時小学生だった私は、店頭に並んだその鮮やかな青色の鉛筆に一目惚れし、翌日、小さな手にお小遣いを握りしめて買いに行きました。
周りで使ってる人がいない、ちょっとお洒落な鉛筆を持っていることが嬉しくて、ペンケースの中の鉛筆を眺めてはニンマリしていました。
鉛筆の芯の硬度はBやHBが主流でしたが、その鉛筆はなんと6Bとか7Hが売っていて、なぜか私は4Hという硬すぎて書いた文字が薄く読みにくい鉛筆を、ゾクゾクしながら使っていました。
これが私のステッドラーとの出会いであり、ドイツ文具への初恋でした。
もちろん、当時はそれがドイツメーカーの製図用高級鉛筆だとは知りませんでしたが。
という訳で、私にとってステッドラーは特別な思い入れがある筆記具メーカーです。
使ってみて感動したのは、字消しでした。
消したい箇所がすいすい消せます。苦い思い出とかも消せたらいいのに。
一番下が製図用シャープペンシル。製図用とはいえ普段使いに使用できます。
先端が長くなっているので視野が広く、重心が低いので持ちやすく疲れにくい。
デザインが秀逸なお気に入りの一本ですが、鉛筆やシャープペンシルは出番が少なく寂しい。
下から二番目が、人気がある多機能ペン、アバンギャルド。
このスマートなボディに3色ボールペンとシャープペンシルが一体になっています。
見た目は普通のノック式ボールペンなのに、どうやって色を変えるのか?
最初に触ったときは、どういう構造なのか考えても考えても解らなくて、気が狂いそうになりました。
というか今もよく解っていませんが><
鉛筆メーカーだけあって、色鉛筆も数多く出しています。
お気に入りはエルゴソフト水彩色鉛筆。人間工学に基づいた三角軸が滑らず手にフィットして描きやすい。
普通の色鉛筆としても使えますが、水筆でなぞることで水彩画のようなタッチを出すことができます。
最近、絵なんか描いてないけど!
私に文具の魅力と奥深さを教えてくれたステッドラー。
使いやすくデザインが良い文具は、持ってるだけで気分が高まります。
機会があれば、ぜひ手にとってみてくださいね。
他の「Made in Germanyの文具」も紹介したかったんですが、
ステッドラーが好きすぎて長くなったので、次回紹介します(__)
ステッドラー(STAEDTLER Mars GmbH & Co. KG)は、ドイツ・ニュルンベルクに本拠を置く、筆記具や製図用品の世界的なメーカー。
"effect for ecology"をスローガンに、環境先進国のドイツのメーカーとして、早くから環境への取り組みを行っている。環境保全のため、排水の浄化、原料の選別・材料の再利用、排熱の有効活用によるエネルギー保全など、数多くの施策を実施している。近年では、WOPEX鉛筆はもちろん、100年以上の歴史をもつルモグラフ鉛筆をはじめとする、木軸の鉛筆や色鉛筆にも、森林保護認証地の木材を導入している。
Wikipediaより