2019/07/23
心ときめく文具お使いですか?
「ブログ見ました。」
先日、あるお客様が来店され、私も持っていますと取り出したのは、
見たことのない赤と黄色のステッドラーの・・色鉛筆??
ステッドラーお得意の太い三角軸なんですが、多色鉛筆になっていて、
軸には△☆○など、何やら楽しそうなマークも入ってる。
レアな色鉛筆に、ステッドラー好きな私はすっかり興奮してしまいました。
天童駅前の新月堂さんで売っているという情報をいただき、さっそく買ってきました。
K様、楽しい時間と貴重な情報をありがとうございます。
家宝として大切にしたいと思います。
前回は私が愛してやまないドイツ文具ステッドラーを紹介しましたが、
今回も素晴らしきドイツ文具の世界を少しだけ紹介します。
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STABILO スタビロ
蛍光ペンを開発した筆記具メーカー。
1971年に世界で最初に発売された蛍光ペン、スタビロBOSS。
ロングセラー商品で、現在も世界で一秒に2個売れているそう。
独特の形が持ちやすく、転がらないのが良い。
4時間キャップを開けっ放しにしても乾かないので、私のようなうっかりさんも安心です。
水性ペンのポイント88。スタビロを代表する人気商品です。
ドイツのスクールではみんなこのペンを使ってるんだとか。
鉛筆と同じ太さで六角軸なので使いやすい。
ボスもそうですが、スタビロは発色が綺麗です。
ロール式のペンケースもおしゃれで素敵。
少し高くてもケース付きの方が使いやすく片付けやすいのでいいですね。
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LEUCHTTURM1917 ロイヒトトゥルム1917
モレスキンのような、ゴムバンドでとめるハードカバーのノート。
モレスキンも良いノートでずっと使ってるんですが、ロイヒトトゥルムは紙質が良く、万年筆で書いても裏抜けしにくいと聞いて最近使いはじめました。
全体の質感がとても良く、目次とページ数があるのも〇です。
鮮やかで綺麗なカラーバリエーションも魅力。
過去を追跡し、現在を整理し、将来の計画を立てる話題のノート術、バレットジャーナルとして使っている方が多いようですが、私は今を生きるタイプなので詳しくは知りません。
こちらはバウハウス創立100年を記念したコラボモデル。
バウハウスは1919年にドイツに設立された美術学校。
表紙と小口の色が違うバイカラーになっていて、表紙には
Everything starts from a dot.
(全ては一つの点から始まる)
というバウハウスの教授の言葉が刻印されています。
私は持ってませんが、他にイエローxグレーとレッドxブルーのものがあります。
限定モデルなので、欲しい方はお早めに!
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DUX ダックス
「鉛筆は書くものではない、削るものだ」
と、どこかで誰かが言ってました。
それっぽい言い回しに、一瞬納得しそうになったけど、鉛筆はやはり書く為のものだと思います。
けど、削る時の楽しさは私も解ります。
1908年、ドイツ人技師テオドール・P・メビウスにより世界で初めて手動式鉛筆削り器が発明されました。
メビウスが創業した鉛筆削り一筋のメーカー、ダックスのポケットシャープナーを紹介します。
手にずしりと重い真鍮で作られたシャープナー4322N。
高級感がありとても格好良く、しかもレザーケース付き!
ダイアルを回すことで、芯のとがり具合を3段階に調整できます。
削り心地も抜群で、このシャープナーで鉛筆を削っていると、とても気分が落ち着きます。
削りカスの美しさと、鉛筆の木の香りにうっとり。
気分が落ち込んだ時は、部屋で一人、鉛筆を削って乗り切りたいと思います。
ドイツの文具は機能性を重視して作られていて、とても使いやすい。
そしてシンプルで飽きがこない優れたデザインものが多いです。
数万から数十万円もする高級な万年筆やボールペンもありますが、
ほとんどの文具は数百円から数千円で手に入るので、
ついつい集めたくなってしまいます。
他にもまだ素晴らしきドイツ文具があるので、またまた次回紹介します。