2021/08/21
水芸
本日、8月21日は「噴水の日」だそうです。
1877年8月21日に、東京・上野公園で第1回 内国勧業博覧会が開催され、
会場中央の人工池に日本初の西洋式噴水が設けられました。
噴水の日は、それを記念して制定されることになったとのことです。
自動車で言うところの「噴水」は、「ウォッシャー液」ですよね。
レバー操作で噴水のように洗浄液を出す事ができます。
Volkswagen車のウォッシャーノズルは、ひと味 違います。
一般的には、フロントガラスのウォッシャー液は、洗浄液が直線的にV字型に分かれて吹き出す方式が多いと思います。
Volkswagen車の場合は、洗浄液がフロントガラス全体に広がるように、扇形にワイドに吹き出します。
これ、けっこう助かるんです。
一気にフロントガラス全体に洗浄液が行きわたりますので、ムラなく洗浄することができます。
そしてさらに、ワイパーアームは洗浄液の噴射と同時に動き出すのではなく、絶妙にワンテンポだけ遅れて動き出すようにプログラムされています。
これは、乾いたフロントガラスをワイパーが乾拭きするのを少しでも防ぐ目的で、洗浄液がフロントガラスに吹き付けられた瞬間に動き出すようになっています。
そしてそのウォッシャーノズルは、ボンネットフードの下に格納され、外からは見えない位置に取り付けられています。
一般的にはボンネットフードの上にノズルが顔を出しているクルマが多いですよね?
Volkswagen車の場合は万が一、人に接触した場合に、ノズルの突起によってムダな怪我を負わせることのないよう、ノズルはボンネットフードの下に隠してあるのです。
Volkswagenらしい、クルマにも歩行者にもドライバーにも優しい、嬉しい機能がたくさん隠されているのですね。
モデルによっては 「リアビューカメラのレンズを洗浄する目的だけのウォッシャーノズル」 も装備されています!
芸が細かい、
いや、
「水芸」が細かいVolkswagen車ですね。
※モデル・グレードによって機能装備が異なる場合がございます