2021/01/19
速度計の赤い目盛りって何か意味があるの?
初めてフォルクスワーゲンにお乗りいただく方は、はじめのうち不思議に思える部分があるはずです。
なぜなら? 日本車にはない、ヨーロッパ車特有の、そしてフォルクスワーゲンならではの操作法があるからなのです。
「Volkswagenのトリビア」では、その代表的なものをいくつかご紹介していきます。※車種により一部該当しない内容があります
【速度計の赤い目盛り】
速度計を見ると、30km/h、50km/h(場合によっては100km/hも)の目盛りが赤くなっています。
これは、ドイツで運転する際、道路状況によって「どのくらいの速度で走れば良いか?」の目安にするために赤く印が付けられているのです。
学校や病院など歩行者に注意しなければならない場合は30km/h、市街地では50km/h、さらに、制限速度表示がない一般道の法定速度は100km/hに速度が指定されています。
このように、運転者のマナーとして速度を調節することがドイツでは常識になっているため、速度メーターに赤い印が付けられているのですね。
実際に私もドイツで車を運転した経験があるのですが、市街地でも、アウトバーンでも、制限速度の標識が見えた時点で、どのドライバーもピタッとすぐに その制限速度に速度を合わせていたのがとても印象的でした。
アウトバーンに速度制限の無い区間がある事は有名ですが、ドライバー同士に信頼関係があるがこそ、実現しているのかもしれませんね。