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2021/03/22

花粉時期は、要注意です!

みなさま、こんにちは!

VW東名横浜サービスです。

いつもVW東名横浜の支店blogを、ご観覧いただき誠にありがとうございます

引き続き、感染予防対策を強化してまいりますので、

ご安心して、ご来店くださいませ。

今回、ご案内するのは・・・

花粉時期のボディメンテナンスです。

ルーフ花粉IMG_1443 (1).JPG

この時期は、スギ花粉にヒノキ花粉や、黄砂が車のルーフなどに積もっています。

洗車をしても、直ぐに真っ黄色になってしまいます。

特に、濃いボディーカラーには、

花粉が積もった後に、雨が降り、その後晴れた時は要注意です!

花粉はこの時期厄介で、車のボディにクレーター状のスポットを作ってしまいます。

このウォータースポットは、コンパウンドなどで擦っても取り切れませんので、使用はお勧めできません。

逆に傷だらけにしてしまいますので、お客様がご自身で行う場合は、注意が必要です。

ただ不思議なことに、夏になると、自然とスポットは薄くなって目立たなくなります。

何故、できるのか?

花粉には、ペクチンと言うタンパク質を含んでいます。

このたんぱく質は、雨などの水分にさらされると、殻が破れて、ペクチンが溶け出します。

溶け出した水玉が、直射日光で乾燥すると、染み込んだ周囲の塗料面を引き寄せて,凹みを作ってしまいます。

防ぐ方法は?

一番は、雨が降った後は、直ぐに洗車をすることですが、なかなか難しいですよね。

塗装面は、顕微鏡で見ると無数の小さな穴が開いていますので、

ガラス系のコーティングなどを行う事で、ペクチンの浸透を遅らせる事が出来、

ウォータースポットも軽度で済みます。

( 高価なコーティングは、塗装面を守るコート層が厚く、効果は絶大です。)

それでも出来てしまった場合は、どうするのか?

アンチデポジットシャンプー等でボディーを洗い、

その後、ボディーに80℃位のお湯を掛けるか、タオルを引いて蒸します。

(温度が高すぎるとプラスチックパーツにダメージを残しますし、焼けどにも注意が必要です。)

お湯を掛ける事でタンパク質が流れ出るので、ウォータースポットが薄くなります。

磨き中IMG_1439.JPG

ダメージが深い場合

こうなると、なかなかお客様では対応が出来ないので、プロに任せましょう。

熟練のプロは、ヒートガン使用して、塗料面に浸透したぺプチンを焼きます。

このヒートガンは400℃くらいにもなるので、炙り加減が非常に難しく熟練者のみが行っています。

一通り、洗車、お湯、ヒートガン除去後は、ボディを磨き再コーティングで完了です。

磨き後IMG_1445.JPG

ぶつぶつだった塗装面が、鏡の様によみがえりました!

女性のお肌のお手入れと一緒で、手を掛けた分綺麗になります。

おさらいです。

花粉ダメージを出来るだけ防ぐには、どうしたらよいか・・・

1.ガラス系のコーティングを施工し塗装面を保護する。

2.雨の後は、乾く前に洗車をする。

3.お湯で、ウォータースポットをふやかしペクチンを流す。

4.膨大な時間が掛かるので、プロに任せる。

花粉ダメージは、プロに任せましょう!

詳しくは、サービスアドバイザーまで、ご相談ください。

HM 支店長

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