2021/09/19
【 タイヤの力を車両へ伝える部分のお話 】
いつもフォルクスワーゲン東名川崎をご利用いただきありがとうございます
タイヤの接地面はハガキ1枚ほどの面積という話は割と耳にしますが、そのタイヤの力を車両へ伝える部分のお話です
タイヤとホイールは一体にはめ込まれており、ホイールから車両のハブという車軸へ力を伝えます。
その部分は1輪につきたったの5本(車種によっては4本や6本もあります)のボルトが担っております。
重量が1tの車の1輪=250kgを5本のボルトで支えるって大丈夫と思われると思うのではないでしょうか
しかしご安心ください
フォルクスワーゲン純正ホイールは内側中央凹みとハブの中央の出っ張りがぴったりはまり込むことによって重量を支えます。
ボルトはホイールが外れないように抑える方向にのみ力が掛かるので折れる事は無いのです。
国産車はハブからボルトが出ていてナットで止まるタイプが主流です。
フォルクスワーゲンはボルトで留めるタイプです。
比較すると国産車はM12、フォルクスワーゲンはM14のボルトを採用しており、国産車に比べて太いネジ径です
そこからも設計強度が高い事がうかがえます。
こういう部分の強度もハンドリングや安心感の差がでる部分です
小さな部品の小さな差が集まって安定感、安心感につながっています。
社外品のホイールをご使用される場合はホイール内径の違いにご注意ください。
違う場合は必ずハブリングを入れて内径を合わせないとボルトに疲労が出てホイールが飛んで行ってしまうかもしれませんね。
安心の純正用品をお勧めします