2019/05/04
VWのボディはどこがすごい? -超高張力鋼板、レーザー溶接-
フォルクスワーゲンの魅力を語る上で外せないのが、その高強度・高剛性モノコックボディです。
ボディが高強度・高剛性であるということは、単純に言うと外部から大きな力や衝撃が加わっても壊れたり、歪んだり、
振動したりしない「強さ」「しなやかさ」を備えることを意味します。
そしてボディの「強さ」は、衝突時に乗員がケガをするリスクを減らし、生存空間を確保するのに必須の要件です。
また、ボディの「しなやかさ」は、優れた操縦安定性や乗り心地を得る上でも重要です。これらの点で
フォルクスワーゲンのボディは世界トップクラスの水準にありますが、それはなぜでしょうか。
秘密は、素材(超高張力鋼板など)や接合技術(レーザー溶接など)、そして設計にあると言えます。
今回はそれらのうち、素材と接合技術について紹介します。