Staff Blog

2020/06/01

フォルクスワーゲン・ロゴのお話し。

471f08c61d796d2eb90e2b66ba46d829.jpgフォルクスワーゲンは、2019年9月9日にドイツで開催されたフランクフルトモーターショー2019で、新型EVの『ID.3』と同時に自社の新しいロゴを発表しました。 さらに、新しい企業イメージを確立すべく、『電動化』、『コネクテッド』、『ニュートラルなカーボンバランス』といったキャッチフレーズを打ち出しています。 すでにフォルクスワーゲン本社のロゴは変更されており全世界的に変更される予定です。 フォルクスワーゲンは、これまでに何度もロゴのデザインを変更しており、今回で12度目のデザイン変更です。 基本的に"V"と"W"が縦に並ぶデザインに変わりはありませんが、1937-1939年の初期デザインだけは、 アドルフ・ヒトラーが国民車の生産を命じたこともあり、ナチスの卍(まんじ)マークを基調に歯車のようなグラフィックデザインでした。 その後、我々でもフォルクスワーゲンだとわかるデザインとなり、1967年以降は新デザインとあまり大差はありませんが、配色やグラフィックが少しづつ変更されています。
新しいロゴは従来の3次元ではなく、フラットな2次元デザインとなり、シンプルな印象です。 Wの下部が輪郭のサークルから浮いていて、今後は新しい『ムービングフレーム』と呼ばれる枠の中に 配置できるようになっており、デジタル時代への柔軟な対応を軸に考えられました。 配色はブルーとホワイトの組み合わせが基本ですが、追加のカラーバリエーションも認められています。
フランクフルトモーターショーでお披露目されたNEWデザインのVWロゴ。
このロゴは白地に青、青地に白、白地に黒等様々なカラーバリエーションで発表されました。
今年中には日本も新しいロゴが登場する予定です。

ブログ屋さん(年中無休) ブログ屋さん

プロフィール →