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2020/06/05

ポロのお話し。「Polo」が輸入車初の最高評価「ASV+++」を獲得しました。

本日、2019年度自動車アセスメント(JNCAP)における予防安全性能評価において、「Polo」が輸入車初の最高評価「ASV+++」を獲得したと発表がありました。
(以下プレスリリース)

フォルクスワーゲン グループ ジャパン 株式会社(代表取締役社長:ティル シェア、本社:愛知県豊橋市、略称:VGJ)は、コンパクトハッチバックの「Polo(ポロ)」が2019年度自動車アセスメントにおいて予防安全性能評価の最高評価となる「ASV+++(トリプルプラス)」を輸入車で初めて獲得しました。
自動車アセスメント(JNCAP) は、国土交通省と独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)により、自動車の安全性能を評価、公表するもので、なかでも予防安全性能評価に関しては、2018 年度より「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ」の夜間(街灯のある条件)評価を、2019 年度からは、より暗い「街灯のない条件」での評価が追加されています。

今回、「Polo」は、2019年度「予防安全性能評価」において「対車両衝突被害軽減ブレーキ」や「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ(昼間)および(夜間)(街灯のある条件)」での高い評価に加え、2019年度より新たに追加された、「対歩行者衝突被害軽減ブレーキ(夜間)(街灯のない条件)」においても高い評価を獲得し、予防安全性能評価において最高評価となる「ASV+++」を獲得しました。

「Polo」は、2018年に導入以降、「MQB」モジュールを採用することにより、これまで上級モデルに採用していた先進安全機能を装備し、高い安全性を実現してきました。お客様においても、充実した先進安全装備は高い評価を得ています。また、今回の2019年度自動車アセスメントでの試験の後も、本年3月にはセーフティパッケージにレーンキープアシストシステム"Lane Assist"を追加するなど、さらに安全性の強化を図っております。VGJは、フォルクスワーゲンの総合安全コンセプト「Volkswagen オールイン・セーフティ」のもと、引き続き全てのモデルにおいて予防安全・衝突安全・二次被害防止のいかなるフェーズにおいても高い安全性を実現できるよう、商品企画を図ってまいります。
テスト結果の詳細はこちらから。
https://www.nasva.go.jp/mamoru/assessment_car/detail/192#result_list01

JNCAP(Japan New Car Assessment Program)は新車を対象とした、クルマの安全性能評価試験のことです。JNCAPの試験は、安全性能を含めたクルマの基準を定めている保安基準よりも、さらに厳しい条件で実施されています。つまり、路上を走るクルマは保安基準で定められた安全性能は満たしていますが、JNCAPではさらに高いレベルでの安全性能の差を評価しています。
現在、JNCAPの結果は年に2回発表されます(予防安全性能評価は原則随時)。前期は10~12月頃に、そして後期は翌年5月末頃です。試験車種は、その年度の販売台数の多い車種から選定されるほか、メーカーから依頼される車種の試験も実施されています。試験用の車両は、試験対策が施されないよう、基本的にユーザーが購入するのと同様に抜き打ちでディーラーで購入されています。
このように全車同一条件で試験を行えるよう、さまざまな工夫をして実施されているJNCAPだが、その目的は、ユーザーにより安全性能の高いクルマの選択をしてもらうことと、自動車メーカーにより安全性能の高いクルマの開発を促すことです。実際、この25年でクルマの安全性能は格段に向上しており、JNCAPが果たした役割は大きかったといえます。今後、さらなる運転支援車の普及や、自動運転車の時代を迎えるにあたり、JNCAPの評価はよりクルマのあり方に大きな影響を与えています。

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