2020/12/27
いまさら聞けない。。。フォルクスワーゲンがハイオクガソリンの理由
皆様こんにちは
フォルクスワーゲン世田谷で御座います
本日のフォルクスワーゲン世田谷BLOGでは、フォルクスワーゲンがハイオクガソリンを使用する理由をご紹介します
ご購入の際に燃料の種類について質問を頂く事がよくございますが
日本のハイオク・レギュラーガソリンの違いをご存じでしょうか?
聞いた事もある方もいらっしゃると思いますが、オクタン価という数値に違いがあるのです
オクタン価とはガソリンの自然着火のしやすさを表す数値で、高ければ高いほど着火しにくいのです
日本のレギュラーガソリンはオクタン価が低く・ハイオクガソリンはオクタン価高いのです
そもそも欧州で多く流通しているガソリンは、
日本のレギュラーよりもオクタン価が高いので合わせて設計をしている欧州車では日本のハイオクガソリンでないと対応できないのです
では
ハイオク指定のお車にレギュラーガソリンを入れるとどうなるのでしょうか?
たまにこの質問を頂くことが御座いますが、絶対にレギュラーガソリンは入れないでください
レギュラーガソリンを入れるとエンジンがノッキングという異常燃焼をしてしまいます
圧縮された空気は熱を持ちます。理科の授業で習いましたね。
オクタン価が低いと燃料は、熱を持った圧縮空気に触れて自然着火してしまい、本来燃えるべきタイミングで燃焼しないため
エンジンには大きな負担となります。症状としてはカカカカ、カチカチなどの金属打音がします
お車側の制御で何とか走行することはできますが、エンジンが壊れる原因となります
最悪のケースではピストンが割れてしまうこともあります
レギュラーガソリン使用による損傷は保障の対象外でも御座いますのでご注意ください
ハイオクガソリンにはいろいろな添加剤が含まれており、エンジン内部の浄化や燃焼効率を上げてくれることなど
いろいろなメリットが御座いますので、是非ハイオクガソリンをご利用ください
ランニングコストが気になる方にはフォルクスワーゲンではディーゼルエンジンを選択できるモデルも御座います
1Lあたり30円ハイオクと差があるだけでなく燃費も良いのでお勧めです