高性能エンジンオイルのお話
しとしと雨の週末、みなさまいかがお過ごしですか?
しとしとと静かに降る雨・・・これはまさに「春雨」ですね 春雨じゃ、濡れていこう・・・なんてセリフもありますよね?
さて、今日はエンジンオイルのお話でございます。
このVolkswagen純正エンジンオイル、実はとんでもないすごい性能を持っているということをご存知でしょうか?
何がすごいのか??
ご説明します
たくさんありますが大きくは以下の3点なんです。
●省燃費性能
●エンジン保護性能(耐摩耗性)
●低温始動性能
パチパチパチ?すごいですねー。
まずは省燃費性能・・・5W―30(SAE規格) とある粘度表示の「30」の数値が小さいほど粘度が柔らかい、つまりエンジンが回転し易い=効率が良い=燃費が良い! Great ということになるんです。
しかし!粘度が柔らかくなれば通常耐磨耗性は弱くなる・・・もの。油膜が弱くなるからですね。
じゃあエンジン保護性能が下がる。。。?いえいえ!
そこのところを両立したのがこのオイル、VW504.00なんです!
ドイツはアウトバーンを走ることを想定されているので、「40」以上が普通なんですが。。なぜ燃費を重視した「30」が設定されているかというと
実はこのVW504.00オイル、耐磨耗性能(HTHS粘度)は「40」の性能を持っているんです!OMG
HTHS粘度とは100℃以上での動粘度、いわゆる熱ダレを起こすような状況での塗膜の強さのことを言います。(日本の公道ではこのような状況は起こりませんが)
燃費と耐磨耗性能、バッチリ両立してます
最後に低温始動性です。
5WのWはWinterを意味します、5は粘度で―25℃でもエンジンがかかることを示す数値なんです。南極昭和基地の年間平均最低気温が―13℃ですから、南極でもOKってことでしょうか?(笑)
(ちなみに南極点の年間平均最低気温は―52℃らしいのでここでは確実に無理です(笑))
いろいろ書きましたがつまり、燃費性能も良くて耐磨耗性能も良い、極寒地でもエンジンをかけられる最高のオイルってことですねwao
5W―30という数値だけを見て規格外のオイルを入れないでくださいね普通の5Wー30を入れるとエンジン焼き付いてしまいますよお気をつけください。。
カストロール社との共同開発、VW504.00 100%化学合成オイ