2018/06/01
そろそろ梅雨ですが、タイヤは大丈夫ですか?
皆さま、こんにちは。
いつもフォルクスワーゲン仙台南のスタッフブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。
サービスアドバイザーの森です。今回は梅雨も近づいてきましたのでタイヤの話をしたいと思います。
さて、皆さんはなぜタイヤに溝があるか知っていますか?
それはタイヤと路面の間の水を排出するためです。
濡れた路面を走行する際にタイヤと路面の間の水を排水する為の排水溝として設けられています。
では、タイヤが摩耗して排水溝が無くなってしまうとどうなるかというと、、、ブレーキが利かなくなります
さらに高速道路ではハイドロプレーニング現象の危険性が高くなります。
水の溜まった路面などを走行中にタイヤの溝が路面の水を排除しきれない場合、タイヤと路面の間に水が入り込みます。
その結果、車が水の上を滑るようになりハンドルやブレーキが利かなくなる危険な現象。
濡れた路面を夏タイヤで100Km/hで走行しブレーキをかけてから止まるまでの距離を比較
タイヤの溝の深さによって安全性が大きく左右されます
タイヤの溝が浅くなると、濡れた路面で水を排水する性能が下がることで滑りやすくなり、非常に危険です。
例として、残り溝1.6mmの溝が浅くなったタイヤを装着した車は、ブレーキを踏んでから停車するまでの距離が、新品タイヤを装着した車と比べて約16mも伸びてしまいます。
これから梅雨に入りますので事前にタイヤの状態をチェックしてみてはいかがでしょうか?
タイヤコンディションチェックリスト
ロブレーキを踏んだ後、滑っているような感覚がある。
ロタイヤに傷やひび割れ、亀裂がある。
ロタイヤの側面に膨らみがある。
ロタイヤの溝にスリップサインが出ている。
ロ走行中、足回りからのノイズが気になる。または振動がある。
※この中の1つでもチェックが入ったら、点検が必要です。
一度お店にご来店いただいて点検をオススメします。
皆さまのカーライフにあったタイヤ選びをお手伝いさせていただきますのでお気軽にお越しください。