美人薄命
皆様こんにちは。販売課の小森です。
寒さはピークを迎えていますが、年末頃に比べると日没はかなり遅くなっているようで寒さの向こう側から春が少しづつ近づいている春の気配を感じたりします。
さて、唐突に鉄道の話題から入りますが写真は小田急電鉄のロマンスカー「VSE(50000形)」です。 現在のロマンスカーラインナップの象徴とも言える人気車両ですが、この春で定期運用から引退という驚きのニュースがありました。
デビューから僅か17年での引退です。
17年というと長く感じられるかもしれませんが、鉄道車両は車に比べて耐用年数が長く、車齢30年を超えても現役で使用するのが普通です。 実際に50000形よりデビューの古いロマンスカー「EXE(30000形)」は既に26年を経過していますが、リニューアル工事も実施されまだまだ現役を続けそうですし、通勤車両の8000形は1982年から87年にかけての製造なので40年近くが経過しています。
いかに今回の引退が早いかがお分かりいただけるかと思います。 特殊な車体構造を持つ50000型ならではの理由があるようですが、シルキーホワイトの美しい車体が駆け抜ける姿を見られるのも僅かとなってしまいました。まさに美人薄命。
薄命といえば、車の世界でも様々な理由で短命に終わってしまうモデルがあります。
やっと車の話題に入りますが、以下は私が個人的に選んだフォルクスワーゲンの短命モデルです。
EOS(2006?2009)
約25秒で開閉する電動フルオープンのカブリオレ。2.0ターボエンジンもしくは3.2リッターV6エンジンが選べました。カブリオレというと春や秋にオープンするイメージかもしれませんが、この時期にヒーター全開で走るのが意外と楽しいです。
Scirocco(2009?2014)
美しいスタイルの2ドアクーペ。他のフォルクスワーゲンとは一線を画す個性的なデザインで、一目惚れして購入される方が多かったかと思います。
up!(2012?2020)
シンプルなデザインが美しいエントリーモデル。軽自動車サイズですが、走り出した瞬間から剛性感の高さに驚きます。 シングルクラッチシステムが好き嫌いの分かれ目となってしまいましたが、車を操る楽しさを存分に味わえました。
※販売期間及び仕様は日本導入モデルです※
どのモデルも個性的かつ新しいチャレンジがあり個人的に