2021/03/06
春一番がふきましたね。
こんにちは。
先日数十年ぶりに脳震盪を起こした販売課スタッフ田中です。
回復しましたが、もともと大したスペックでもないので自分で思ってた回復感がない気もしますが(笑)
さて、春一番も吹き暖かい日も増えてきました。 今年は花粉が多いようですが、先日2,3日車を放っておいたら見事に花粉ドレスアップ仕様になっていました。 私の今の車は塗装がしっかり硬化している年式(要は新車だったのは遠い昔)ですので大した問題にはなりませんが、「まだ塗装の柔らかい」新車の場合に困るのが「花粉のシミ」です。
一般に花粉のシミが出来るメカニズムとしては、
ボディーに花粉が付着
雨や夜露などで花粉が水分を吸う
水分を吸うとペクチンという成分が花粉から溶け出す
ペクチン粘着度高くてそのまま滞留して硬化(←これが原因A)
乾いて硬化して「縮む」時に「塗装面を掴みながら縮む」
縮んだ(掴まれた)塗装面が乱反射を起こしてシミに見える(←原因B実はこれが厄介)
だいたいこんなイメージといわれています。
さて、ここで絶対やってはいけないのが、必死になってシミを磨く(削る)作業です!
実は溶け出して硬化したペクチンさんは、一定の熱を加えてやると柔らかくなり、併せて塗装表面も柔らかくなりシミに見えていたものが消えます。
だのに一生懸命削ってしまうと、日差しを浴びて塗装面が温まり塗装が戻った時に今度は逆に凹凸が出来てしまうという仕組みです。
どうしてもシミを落としたいなら、
お湯やドライヤーなどを使って熱を加えて落とす
我々にお任せください(もちろん有料ですよw)
夏になるのを待つ(これマジ)
あ、もちろん花粉成分自体をいつもより少し濃いめにしたカーシャンプーで優しく洗って、出来るだけ大量の水で流してあげる事は大切です。
塗装に熱を加える時は必ず一度洗車してからです!
皆さまも何か気になる事があればお気軽にご相談ください。即答できなくても出来る限りお調べしてお力になれればと思います。
さて、飼い猫に噛まれた指が痛いので今日はここまで。