今更ですが・・・
みなさん、すき家の牛丼は知っていると思いますが、裏メニューに『キング』という牛丼があるのをご存じでしょうか?
私は知らなかった。
あれほど通っていたのに・・・
店のスタッフに聞いても半信半疑でした。
そこで意を決して行ってみました!
普段、注文はテーブルまたはカウンターのタブレットからメニューを選んでオーダーするのですが、キングは載ってません。
店員さんに直接『キングをください!』と口頭で注文するようです。
そんな奴、今まで見たことがない。
騙されてるのか? と思いつつ、思い切って言ってみた。
『キングを1つお願いします!』
すると一言。。。
『少しお時間が掛かりますがよろしいでしょうか?』と・・・
通じた! 『なんだこいつ?』という顔もされず、あっさりとオーダーが通った!
むしろ周りの知らないお客の方が『???・・・』
しばし冷たい周りの視線を感じながら待っていると
『お待たせしました、牛丼のキング盛りです』と目の前に見たことのない牛丼が置かれた。
なんだこれは・・・
周りも少しどよめく。
食べてる人の手が止まる。
視線が私の目の前に置かれた洗面器のような器と、尋常でない牛丼みたいな食べ物?に釘付けになる。
しばし店内の時間が止まる。
止まるというより凍り付いたような気がした。
さてどうやって食べよう。
しげしげといろんな角度から検証する。
もうこれは箸ではない! とレンゲを手に取り挑んだ。
食べても、食べても、減らない。。。
牛肉が行く手を遮り、ご飯にたどり着かない。
レンゲで掘っても、掘っても肉、肉、肉。。。
さすがにそんなことを15分以上繰り返していると器の中の牛丼が半分近くになった。
キングを頼んでおいて残すなんて恥ずかしい事は出来ない!
心の中で葛藤を繰り返しながら、なんとか完食した。
達成感と満腹感に満たされながら店を後にした。
実は肉とごはんのバランスを誤って、最後の方はご飯が残ってしまった。
いくらタレが染みてるごはんとは言え、ご飯だけ食べるのはきつかったので、牛皿2人前を追加してトッピングしたことは
言わずにおこう。。。