こんにちは、だいぶ冬らしくなってきましたが冬用タイヤの交換はお済みでしょうか?今回はスタッドレスタイヤについてです。タイヤはゴム製品なので、ゴムの特性が経時劣化するのに伴い、タイヤの特性も変化します。
使用開始後5年以上経過したタイヤは、タイヤ販売店などで点検を受ける必要があるのですが、スタッドレスタイヤの寿命はそれよりも短くなります。タイヤがすり減り、残っている溝が浅くなることでスタッドレスタイヤとしての性能が低下するためです。
また、タイヤは使用期間が長くなるにつれて徐々にゴムが硬くなっていきます。
スタッドレスタイヤが滑りにくいのは、柔らかいゴムが路面に密着するからです。たとえ溝の深さが50%以上残っていたとしても、ゴムが硬くなったら十分な性能は得られなくなります。
硬度計のあるお店でチェックしてもらいましょう。
日常点検でできるスタッドレスタイヤの寿命の見分け方は次章で解説します。
スタッドレスタイヤの寿命の見分け方
タイヤの写真スタッドレスタイヤの寿命と交換目安は、2つのポイントによって見分けることができます。
残り溝1.6mmを知らせるスリップサイン
50%摩耗の目安を知らせるプラットホーム
スリップサインとは、残っている溝の深さが1.6mmになると現れる三角マークのことです。