2015/08/03
DSGの濃い話
こんにちは(^^)
サービスの松尾です
サマーチェックキャンペーン継続中です是非今のうちに
さて、今日はフォルクスワーゲンの誇るトランスミッション。。。
DSGについて紹介したいと思います
今日の話は、かなり濃いのでメカ好きの方はおもしろいかなーと思いますが
それ以外の方は流してください笑"
DSGとは、ダイレクトシフトギアボックスの略。通称DCT(デュアルクラッチトランスミッション)。
2軸のアウトプットシャフトにそれぞれ奇数のギアと偶数のギアが組み込まれています。
A軸に 1,3,5,7速ギア
B軸に 2,4,6、R速ギア
といった具合です。
そしてA軸、B軸それぞれにクラッチがあり、そのどちらかをエンジンと接続することにより動力をタイヤへと伝えます。
これがDSGマルチクラッチです
メカニカルですねー
この中に2枚のクラッチディスクが入っています。
そして
下のリングがA軸用レリーズベアリング、中段にあるのがB軸用レリーズベアリングです。
まずはクラッチの動きの説明です
これが上に上がる動きをすると、エンジンと締結します。
どう上がるかというと、
右がA軸用のピストン、左がB軸用のピストンです。
この状態はA軸用レリーズフォークを上にあげる動きをしています。
ということは、1,3,5,7速で走行している時、DSGはこういう動きをしているんです
そして2,4,6、R速で走行している時は、逆の動きをしています。
なので1速から発信して2,3,4,5、、と変則してく時、変わりばんこに伸びて縮んでを繰り返しているわけですね
なのでレーシングドライバーより速いシフトチェンジを可能としています
続いてギアボックスの作動です
エンジンと繋がっている軸と逆側の軸では、次のギアのスタンバイが行われています。
例えば、
3速で走行中。車両が加速傾向なのか、減速傾向なのかを判断し、
2速でスタンバイするのか4速でスタンバイするのかをECUで判断しています。
なので走行中に「カチャカチャカチャカチャ」と機械音がするのはこの為なんですね
音が大きい気がするなぁ。。など、気になることがございましたらお問い合わせください
私たちテクニシャンが診断させていただきます
さて、今回は濃い話になりましたが、いかがでしたでしょうか
たまにはこういったテクニシャンにしか書けないようなブログも書いて参ります