2021/01/24
3分でわかる!初代Golfについて
皆様こんにちは
本日もVolkswagen函館のブログをご覧いただき
ありがとうございます
本日は初代Golf(Golf 1)についてのお話です!
1970年代に入る頃、先進諸国では「エコ」に関心が集まり、資源の枯渇と
環境汚染に対する影響力が大きい車にダウンサイズが求められました
西ドイツでは賃金高騰、マルク高が進行し、Volkswagenは厳しい経営状況に
追い込まれ、生産コストに優れた車を模索
→水冷横置きエンジン、前輪駆動、2ボックスの車体形状の車(=Golf)の開発
というのがGolf 1の開発背景・経緯です!
トランスミッションと直列4気筒エンジンを一直線に繋ぎ、
横置きした前輪駆動方式(ジアコーサ方式)を採用し、
全長は短く、重量は軽く、居住空間は広いパッケージングを実現しました
サスペンションはフロントにFFの定番といえるシンプルでスペースを取らない
マクファーソン・ストラット、リヤは唯一Golfの独自設計であるシンプルかつ
軽量なトーションビーム式を採用
→これによりコストダウンと高い完成度を両立
Golfは世界の乗用車のベンチマークと成し得ました
Golf 1は約680万台生産され、そのうち約半分は海外へ輸出、
南アフリカでは途中から「シティ」と名前を変え、2009年まで生産を継続しました
1974年に初代が発売されて以降、半世紀近くにわたって世界中で愛されている車となっています