Golf TDIエンジンのお話
いつもフォルクスワーゲン江戸川のブログをご覧いただきありがとうございます。
エンジン大好きな私の、エンジンのお話し第2弾はゴルフ8のTDIエンジンのお話しです。
ゴルフ8にはフォルクスワーゲン最新のディーゼルエンジンが搭載されていますので
今回もカタログより少し詳しくご説明させていただきます。
2.0Lディーゼルターボエンジンも従来のEA288型からより環境性能がアップしたEA288evoエンジンに進化しています!
排気量は1,968CCと最高出力の150PSは変わらないですが、
最高出力の発生回転数が従来の3,500-4,000rpmから3,000-4,200rpに下がり
最大トルクは従来の340Nmから360Nmにアップしています。
より低い回転数で最大出力を発生し、最大トルクがアップしたことによりより扱いやすいエンジンに進化しました。
さらに燃料消費率(WLTC)も18.9Km/lから20.0Km/lになっています。
そして新技術はツインドージング(デュアルAdBlue噴射)の採用です。
窒素酸化物(NOx)の分解効率は排気ガスの温度によって大きく変わるので、
ツインドージングのシステムは直列に二つのSCR(選択触媒還元)システムを配置し、
排気温度の低い低負荷時はエンジンに近い一つ目のSCRシステムを主に作動、
排気温度の高い高負荷時はアンダーボディに配置された二つ目のSCRシステムを主に作動させ、
使用状況によって変化する排気ガス温度に合わせて効率良くNOxを分解します。
ツインドージングシステムとエンジン制御システムの最適化でNOxの排出量は、
従来のEA288エンジンと比較して最大80%されてその結果世界で最もクリーンな燃焼エンジンの一つになっています。
私の試乗後の感想は、より低速からトルクがありとても運転しやすくなったのと、
ディーゼルエンジン特有のガラガラ音はかなり抑えられているなと感じます。是非皆さんも試乗にてご体感ください。
フォルクスワーゲン江戸川にはGolf TDI ActiveAdvanceのご試乗車ございますので、試乗のご予約お待ちしております!!