車を彩るボディカラー。フォルクスワーゲン車のボディカラーは「メタリック」「パール」「ソリッド」の3つがあります。メタリックは微細なアルミ片、パールは雲母（マイカ）を混ぜて塗装することで光の当たり具合によってキラキラと輝き、微妙に表情が変わります。ソリッドは混ざり物のないシンプルさが魅力です。

一般的に車のボディの塗装工程はまず防錆のために被膜をつくり、耐久性を持たせる層を上塗りします。次に下地剤を塗り、カラーの塗装へと進みます。フォルクスワーゲンはこれらの下地処理や塗装作業に6つもの工程におよぶ手間をかけています。これらの工程は機械化され品質の安定性、効率化を追求していますが、最終的なカラーを塗る前の工程ではなんとダチョウの羽根を使っているそうです。目に見えない埃を静電気を発生させることなく取り除くには自然の力が必要なんですね。

フォルクスワーゲン車の深みのあるエナメル質のような光沢と質感をぜひショールームでご確認くださいませ。