2022/06/20
浮いてるタイヤ?
皆様、こんにちは!
フォルクスワーゲン江戸川のスタッフブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
今回のお話は、皆さんが一度は目にした事はあるであろう「浮いているタイヤ」のお話です。
何の事?と思われているでしょうが、タイヤが浮いた状態で走行している、トラックやトレーラーの事です。
名称は「リフトアクスル」と言いまして、運転(運行)にかかる効率を向上する効果があります。
そもそも「リフトアクスル」とはトラックやトレーラーの荷物が軽いときに、エアサスペンションを使ってタイヤを浮かせ
タイヤが接地しないようにする機能です。もちろん荷物が重い(満載)時はすべてのタイヤは地面に接地しています。
では、なぜタイヤを浮かせる必要があるのか?それはもちろんメリットがあるからです。
(※積載重量が軽く、リフトアクスルが作用している時の話です。)
大きく3つのメリットがあります。
1,燃費の向上
単純に地面に接するタイヤの数が減るので走行抵抗が減り、燃費が向上します。
2,タイヤの消耗の抑制
タイヤが接地していない分、摩耗する事が減り、長持ちします。
3,高速料金の削減(これが1番のメリットかも)
高速道路の通行料金は車軸数によって変わります。
4車軸以上のトラックは「特大車」と区分されますがリフトアクスル作動時は3車軸以下で「大型車」の
区分になります。その為、高速料金が安くなります。輸送コストの削減ですね。
今回は乗用車のお話ではありませんが、車に関する小話なので取り上げてみました。
それではまた。