2022/05/23
歴代エンブレム
こんにちは!
いつもVolkswagen江戸川のブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、フォルクスワーゲンの歴代エンブレムのご紹介です。
1937-1939
1933年2月11日にベルリンで開催されたモーターショー。ヒトラーが「これからの国家の評価は鉄道ではなく高速道路の長さで決まる。自動車が金持ちの階級のものである限り、それは国民を貧富の二階級に分ける道具にしかならない。国家を真に支えている多くの国民大衆のための自動車であってこそ、文明の利器であり、素晴らしい生活を約束してくれる。我々は今こそ『国民のための車』を持つべきである!」と演説しVWの自動車生産がスタートしたと言われています。そのVWの最初のロゴはアドルフ・ヒトラーが国民車(フォルクスワーゲン)の生産を命じた、その誕生を反映しているそうです。VWの文字は中心に配置され、周囲が歯車のようなものと、ナチスのマークのグラフィックがデザインされています。
1939-1945
最初のロゴからわずか2年後、第二次大戦中に新しく変更されました。少々おとなしいデザインにはなりましたが歯車はまだ残っています。VWのデザインは大きくなり比率としては今日のものとほぼ同じになりました。
1945-1960
戦後からのデザインより歯車が省かれシンプルな見慣れたロゴです。これはフォルクスワーゲンがドイツの所有権に戻った際に設計されたようです。
1960-1967
このロゴはフォルクスワーゲンの歴史の中で唯一正方形の形をしたデザインです。北米市場に参入し、よりグローバルなイメージを維持するために新しくなったと言われています。
1967-1978
60年代後半、さらにロゴが変更されました。正方形が取り除かれることになりこの後は一度も正方形にはなっていません。VWのマークも抜き文字ではなくなりブルーを基調としたカラーに。このブルーを使ったイメージは2019年まで続くことになります。
1978-1989
70年代が過ぎ中国市場に目を向き始めた80年代、成熟度をアピールするために一新。グラフィックデザインはそのままで、背景が青で文字が白とカラーが反転し2重フレームの再来となりました。
1989-2000
この11年間で3回変更となりました。1995年までは50年代と同じグラフィックですが水色に、2000年までは80年代と同じですが紺色になり、最後の2年間は2つのロゴが共存されていたようですが、1999年以降は若干立体的になった印象がありますね。
2000-2012
2000年に入りロゴはとうとう三次元の立体的なデザインになりました。2010年で若干の変更がありました。
2012-2019
2012年以降はさらに進化した三次元バージョンに。次世代に向けたフォルクスワーゲンの新時代のコンセプトの究極の進化と言われていました。
2019-
フランクフルトモーターショーでお披露目されたNEWデザインのVWロゴ。このロゴは白地に青、青地に白、白地に黒等様々なカラーバリエーションで発表されました。
書ききれない部分もありますが、今回は以上となります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。