2022/05/09
ヘッドライトの歴史
皆様、こんにちは!
フォルクスワーゲン江戸川のスタッフブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
さて、前回はシートベルトの歴史についてお話ししましたが、今回はヘッドライトの歴史についてざっくりとお話ししたいと思います。
まずはヘッドライトの歴史の前に現代の基本情報として・・・・
日本語ではヘッドライトの事を「前照灯」って言います。
そして、ヘッドライトには、「ハイビーム」「ロービーム」があり、
保安基準ではハイビームとロービームを以下のように定義しています。
〇 ハイビーム【走行用前照灯と言います。】
夜間に前方100mの距離にある車や人など、交通上の障害物を確認できる性能
〇 ロービーム(すれ違い用前照灯と言います。)
夜間に前方40mの距離にある車や人など、交通上の障害物を確認できる性能
となります。
ちなみに夜間走行時はハイビームが基本になるのですがご存じでしたか?(但し前方に車がいない時ですよ)
2017年3月の改正道路交通法施行により、走行中のヘッドライトはハイビームが基本となり、
前方にクルマがいる場合はロービーム(すれ違い灯)に切り替えることが明確化されたそうです。
話が逸れたので戻しましょう。(ここから長文失礼します。)
自動車が誕生してすぐに装着されてきたヘッドライト。
その歴史は古く100年以上が経ちます。変遷を辿っていくと、
アセチレンランプ【1902年】
↓
シールドビーム【1939年】
↓
ハロゲンランプ【1962年】
↓
ディスチャージランプ【1996年】
↓
LEDランプ【2007年】
↓
レーザーヘッドランプ【2015年】 と、光源が進化してきています。
また。ハロゲンランプの時代には光源だけでなく灯体にも進化が見られます。
シールドビームからの流れで、初期はカットレンズ式でした。
その次は表面がクリアで奥の反射板で光の向きを決めるマルチリフレクター式、
さらにプロジェクターランプというものも登場してきました。
そして現代では灯体自体(内部)を動かして進行方向を照らすAFS(アダプティプ フロントライティング システム)が
登場しています。これはハンドルをきった方向に照射角度を変える機構になります。
より明るく、そして安全確保の為ですね。
今回はざっくりとした紹介なので