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2022/04/04

シートベルトの歴史

皆様、こんにちは!

フォルクスワーゲン江戸川のスタッフブログをご覧頂き誠にありがとうございます。

前回、安全装置についてお話ししましたが、その中でも歴史が長いシートベルトのお話ししたいと思います。

シートベルトの開発は、1899年イギリスのロンドンで、自動車による事故で乗員2人が放り出されたことがきっかけらしいです。

そこで当時の自動車先進国であったフランスの技術者ルボーという方が、1903年に高い背もたれと交差式ベルトからなる

「自動車等の防御用ベルト」というものを作り出したそうです。

これがシートベルトの元祖と言われています。ですからシートベルトの歴史は古く、100年以上の年月が経っているんですねぇ。

では、日本におけるシートベルトについての取り組みはどうなのかちょっと調べてみました。

年次順で書き出してみますと、(代表的な内容です)

1969年にすべての新車に必ず運転席にシートベルト設置を義務付け。

1971年に高速自動車道・自動車専用道を走行するときは、運転席のシートベルトの着用が努力義務。(罰則無し)

1973年に助手席にシートベルト設置を義務付け。

1975年に後部座席にシートベルトの設置を義務付け。

1985年に高速自動車道・自動車専用道を走行する時は、運転席・助手席でのシートベルト着用を義務化。(罰則有)

1992年に一般道を走行する時は、運転席・助手席でのシートベルト着用を義務化。(罰則有)

1994年に座席ベルト非装着時警報装置(初期警報)の設置を義務付け。

1994年に後部側面座席に3点式シートベルトの設置を義務付け。

2000年に6歳未満の幼児の乗車についてチャイルドシート使用の義務化(罰則有)。

2005年に再警報装置(シートベルト・リマインダー)の設置を義務付け。

2008年に全座席のシートベルト着用を義務化(高速道路・自動車専用道のみ罰則有)。

と、なっております。

現在はいろいろな乗員保護装置がありますが、何より安全運転が第一だと思います。

それではまた。

森田 真人 シニアアドバイザー

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