ヘッドライトウォッシャー
こんにちは!いつもVolkswagen江戸川のブログをご覧いただきありがとうございます! 今回はヘッドライトウォッシャーについて簡単にお話ししたいと思います。意外にあまり知られていない機能ですがヘッドライトウォッシャーは名前の通りヘッドライトにウォッシャー液をかけます。 フロントガラスなどと同様に汚れを除去するという目的もありますが1番の理由は他にあります。 本題に入る前にすごく簡単にまず電球の種類についてお話しをしないと中々分かりにくいので、少し話が逸れます。まず昔からよくある一般的なこちらの電球 ↓ これはガラスの中に入っているフィラメントと呼ばれる導線に電気を流して、温度が急上昇し光を放つという仕組みです。一方LEDの場合は ↓
両サイドから真ん中に向かって集まる電子と正孔というものがぶつかった時に光を放ちます。 電球と違ってほとんど熱を持ちません。この熱というのがとても重要になります。
熱の違いをお分かり頂けたところで、話を元にもどします。ヘッドライトウォッシャーは汚れを取るのが1番の目的ではなく 下の写真のようにヘッドライトに積もった雪などを水で飛ばすのが1番の目的になります。
少し前のモデルの車両はいわゆる電球がヘッドライト内に組み込まれているものがほとんどだったので電球は熱を持つので雪がその内勝手に溶けていきます。しかし近年のヘッドライトはLEDの他にも熱を持たない特性のライトが多くなってきています従来のとは違い雪を溶かす事が出来ないのでヘッドライトウォッシャーという装備が追加されました(該当しない車種もあります)ちなみに電球よりもLEDの方が高寿命。つまりバルブ切れをしにくいと言われているのにも全て熱を持つかどうかに関係している事になります。
今回は以上になります。それではまた!