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2021/03/23

ヘッドライト

皆様こんにちは。

最近運動不足を解消しようと縄跳びを購入し、夜な夜な跳んでいたら膝を痛めた高見です。

ちょうど去年の今頃、このブログで「電気」のお話をさせていただきました。

今回は車の「ヘッドライト」について少しお話させていただきます。

車のヘッドライトには大まかに分けて「ハロゲンヘッドライト」「キセノンヘッドライト」「LEDヘッドライト」の三種類あるのをご存じですか?

まず一番オーソドックスなのが「ハロゲンヘッドライト」017.jpg

これはハロゲン球というおうちなんかでよく使うような電球を使って電流を流して点灯させているヘッドライトですね。

最近の新車ではあまり見かけないタイプのヘッドライトになります。

特徴としては、構造が単純で、安価で交換しやすいです。

次に「キセノンヘッドライト」29db3ac09146e787d41092ef11830a.jpg

「ハロゲンヘッドライト」と違い、電球は電圧によって放電させて点灯する方式となります。

簡単に言いますと、雷を電球の中で起こして点灯させています。

高電圧がかかりますのでヘッドライトの蓋に「高電圧注意」なんて注意書きなんかもあります。

値段はバルブだけでも「ハロゲンヘッドライト」の数倍はする非常に高価なものになります。

ですが、明るくて見栄えもかっこいいですね。

最後に「LEDヘッドライト」2017-golf7_5-04-1.jpg

最近主流になりつつあり、街中でもよく見かけるようになりましたね。

「ハロゲンヘッドライト」と同じように電流によって点灯させるのですが、バルブではなく、発光ダイオードに電流を流すことで点灯する方式になっております。少電流で点灯するのでエコですね。

それに加えて長寿命でほぼ交換することがないといえます。

今後の車業界はほぼすべての電球がLEDに変わってくると思います。なんたってエコですから。

ただ、今現在Volkswagenに搭載されている「LEDヘッドライト」は発光ダイオードのみの交換が出来なくなっていまして、もし点灯しない等の事象が起きた場合、ヘッドライト丸ごとの交換になってしまい、非常に高価になってしまいますのでお気を付けください。

とまぁ、三種類のヘッドライトをご紹介しましたが、皆様のお車がどのヘッドライトなのか今まで気にしたことがないかと思います。

雑学程度に覚えていただければ今後のカーライフに役立つときが来るかも?

長文お付き合いありがとうございました。

高見 裕 メカニック

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