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2013/07/26

東アジアカップ

日本、韓国、中国の持ち回り制で2年ごとに開催される

東アジアカップ、今回は韓国での開催になります。


前身のダイナスティカップでは最多の優勝回数を誇る

日本代表ですが東アジアカップになってからは一度も

優勝経験がありません。

日程やその他の関係からどの国もベストメンバーで

組んでいるわけではありませんがやはり成績からすると

少し寂しい気がします。

今回は海外組は呼ばずオールJリーガーで臨むとの事で

国内組がどれだけアピールできるのかとても楽しみな反面、不安もありました。


初戦は格下の中国が相手とはいえ

こちらもA代表としては、はっきり言って2軍クラス

それでも2?0あるいは3?0位で勝てるだろうと思ってました

しかし実際は3?3のドロー・・・


3失点のうち2失点はPKですがディフェンス陣のミス等が

大きく目立った試合だと思います

ベテランの駒野とか出てるのにまったくダメですね


柿谷が良い動きをしていましたが

まだまだA代表でスタメンを張れる程では

ないと思います。

全体的に連携ミスが多かったと思います

練習期間も少なく、初選出の選手もいるとはいえ

意志の疎通が出来てないというかなんというか・・・

もっと自分を前面にアピールした方がいいかと思うんですが

やはり日本人の気質というか「俺が!俺が!!」というのが

あまり見られません

他の国でもナショナルチームというのは言わば寄せ集めの

チームです。普段はそれぞれの所属クラブでプレーしており

国際大会などで招集がかかり短い準備期間のうちにチーム全体の

形を作って行くわけですが、やはりここが世界の強豪国といわれている

国との差なのかなと思います。


そして昨日行われたオーストラリア戦

中国とあのような試合をしているようだと残り2戦は

確実に負けるだろうなと当社のメカニック(通称北中のドゥンガ)

と話をしていました。

中国戦にてあまり良いとは言えない試合を展開し

その後どう修正してくるかなと思っていましたがなんと

オーストラリア戦はスタメンを全員入れ替えてきました

なるべく多くの選手を試したいとザッケローニ監督が言って

ましたが今大会は本当にW杯本大会に向けての新戦力の発掘に

主眼を置いているようです

実際にフォーメションもコンフェデの時とまったく同じです(4-2-3-1)

前回の中国戦の時とは違いある程度攻撃のバリエーションも

見られましたがやはりパスミスが多いなとの印象


結果は良い意味で期待を裏切る3?2で勝利しましたが

またしても課題の残る試合だったと思います。


大迫や斉藤は良くも悪くもJリーグでの活躍ぶりを

発揮しましたが現A代表のスタメンとまでは行かないでしょう


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あえてA代表に残るとしたら豊田あたりなんかは面白いかも

しれませんね。

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最前線で豊田のポストプレーは中々良いかもしれません

ヘディングの精度はまずまずでしょうがディフェンスの裏から抜けてくる

動きが良くまた球捌きも安定してたかと思います

出来ればもっと豊田を見てみたい


そしてこの試合でも課題はディフェンス

2?0でリードして置きながら結局同点まで追いつかれ

相手にいけるかも!というムードを与えそうな直後に

勝ち越し点を入れれたから良かったものの

大迫があそこで勝越し弾を決めていなければ

もしかしたら逆転負けをしていたかと思われます。


リードをしている時の戦い方を変えてみた方が

良いかもしれませんね

そして28日は韓国戦

良くも悪くもJリーグ選抜が頑張っていますので

ここまで来たら韓国を倒して初優勝して欲しいですね


山崎 セールス

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