2013/06/17
鱸道 ―episode3―
前回のラインブレイク事件より比較的熱心に釣行に出かけております
3日間ほど同じ場所でキャストしてみましたが反応が無く
地元の鉄板ポイントへも出撃してみました。
夜間なのに魚影が確認が出来、明らかかに何かがいますが
ショートバイトなのかシーバスにやる気がないのか
中々ヒットしませんでした。
ようやくヒットしたかと思うと10センチくらいのセイゴクラスの魚・・・。
その後はどんなにルアーチェンジをするもほぼ反応なし。
同伴者も同じような感じでした。
あれだけキャストしてもヒットしない理由を色々考えてみると・・・。
・ベイト(エサとなる小魚)がルアーとマッチングしてない
・そもそもシーバスではない?
以上の点が考えられます。
ベイトがもし違ってもあれだけルアー交換をしてれば1匹くらいは
ヒットしても良いはず、そうなると考えられるのはシーバスではない
という事。
夜間なのではっきりと魚影は確認できませんが約40センチから大きいもので
60センチはあろうかという魚影です。
そこで同伴者が日中に確認しに行ってみた結果・・・
やはり
ボラでした・・・(-_-;)
どうりでヒットしない訳です。
むしろヒットしなくて良いです。
まだちょっとここのポイントは早いかもしれません。
その日の夕マズメからは前回反応があった防波堤の先へ
現場へ到着すると3?4人ほどライバルがおりましたが
いずれも釣れてないようでした。
一番先端のポイントにはエサ釣りの人がおりましたので
離れてその人がいなくなるまで待って見ることにしました。
1時間程すると他のルアーマンやエサ釣り師の人もお帰りに
なり、同じくソロで来ていたルアーマンと一騎打ちの状態に。
恐らくその人も同じことを思っているはず・・・
「彼より先に魚を上げたい!!」
ここで一番潮の流れの良い先端へライバルより先に入る事が出来まして
前回、無念の殉職をした同じルアー(別カラー)で広範囲を
探ってみます。地元のアマノでは完売御礼しておりわざわざ送料を払って
取り寄せました。
そこから1時間程するとようやく手ごたえがきました!
「ついにキターーーーーーー!!」
「どうよ!?とライバルの方を見ても姿は見えません・・・」
しかし、寄せてくる感じですとサイズは期待できない感じです。
予感は的中し、かなりかわいいサイズが上がりました
食べるのにはベストなサイズですが
これからの成長に期待しお帰り頂きました。
気が付くとどこに潜んでいたのかわかりませんが
先程のライバルがこちらへ寄ってきてすぐ近くで
キャストし始めますがお互いにその後ヒットは無く
日も完全に落ち、空腹がそろそろ限界を迎えそうでしたので
勝手に始めた一騎打ちを勝手に終了させて頂きました<(_ _)>
サイズは小さいですが私の勝利で終わりました。
その後はお互いの健闘を心の中で称え家路に付きました。
「また、会おう!」
彼の背中がそう言っているように見えました。
やはりナイトゲーム(夜間の釣り)より夕マズメ(日没前後約1時間)時の
釣りの方が景色も良いので楽しいですね。