2013/06/11
鱸道 ―episode2―
ご無沙汰しております。
久しぶりの更新になります
そしてこちらのシリーズも久しぶりです。
連載二回目にして前回より約一年もの間が空いてしましました。
殆どの方が連載開始とともにいつの間にか企画自体消えてしまったのでは
ないか・・・? と思われても仕方ありませんがまだ続いています!
昨シーズンは前回の更新の後も何回か釣行には行きましたが
思うような釣果も出ず気が付けばシーズンが終わっていましたので
連載の方もいつの間にか終わってしまいました。
今シーズンも4月より何度となく出撃しておりますが
今年は気温が上がるのが遅い為当然水温も中々上がらず
釣果は今までありませんでした。
先月の上旬あたりからポツポツと釣果情報が私にも
入っておりましたが最近は仕事が終わるのが遅く、また
気力と体力の低下の為足取りが重くなっておりました。
そんな中、先日は珍しく仕事も早く終わり天気もよく風もなく
タイドグラフと見るとその日は丁度、大潮に・・・!
会社から自宅までの時間と釣り場への到着時間を概算で計算すると
下げ7分くらいの時間帯、しかも夕マズメ時と重なる正に釣りに行けと
言わんばかりのベストタイミングでした!
釣り場に選んだのはホームグランドの船越海岸、防波堤の一番先
ライバルは1人もいません。波は穏やかで風は良い感じでフォロー(追い風)
まだ日が残っていたので少し沈み系のルアーにて若干の早巻きで
広く探ってみる事約1時間特に反応はありませんが時折シーバスの捕食音が聞こえ
てきます。かなり岸よりで音から察するに中々のサイズのようです
日没後、辺りが暗くなり始めると探るレンジを変えリトリーブ(リールを巻く速度)
を遅くし潮目が出来ている辺りを中心に探ってみます。
何か海藻が絡まったかなと思う手応えがあり上げてみると・・・
雑魚中の雑魚のクサフグでした・・・。
今シーズンの初物がクサブグとは先行きが不安になります。
その僅か数分後、明らかに先程の雑魚とは違う手応えが!!
ヒットしたのは明らかにシーバス!引きの強さからおおよそ70UPは
確実な事を容易に想像できる引きです
久しぶりのファイターとの一戦でしたがブランクを感じさせない
巧みなロッドワークで慎重かつ大胆に魚を岸に寄せてきます。
おおよそ10分程経過したのち魚からフック(針)が外れる感触が
伝わってきました。残るフックは1本しかないのでより慎重にやり取りを
しないと・・・と思った瞬間、何か今までにない感触がロッドから
伝わってきます。
まさかのラインブレイク・・・
そういえば前回の釣りに行って以来しばらく、リーダー交換してなかったな・・・
明らかに人災です。魚にも悪いことをしてしまいました。
この業界に古から伝わる言葉があります。
「逃がした魚は大きい」
釣り人なら誰もが一度は経験のあるなんとも言えない切ない瞬間
シーバスフィッシングなら日常茶飯事なのですが残念でならないですね。
バラしとかであれば自分の腕の未熟さや不運もあるのですが今回のは
完全に自分の怠慢や不注意が生んだ結果です。
リーダーからのラインブレイクなんて3年振り位です。
今年からリーダーを変えたので耐久性とかやはり以前の
物と違うとはいえ不注意すぎました。
次からは早めの交換を気をつけこちらの更新を楽しみに
している方に1日でもはやく釣果をご報告したいと思います。
ちなみにこちらは爆釣することは少ないのですが当たれば大きです。
私のベスト記録もこちらです!