2016/02/18
ひな祭り
3月3日はひな祭りですね
女の子の成長、良縁、幸福を願い祝う日です
桃の節句とも言われていますが、どうして雛人形を飾るようになったのでしょうか??
もともと、中国には上巳(じょうし)節句に、
川で身を清めて、災いや、邪気を払う習慣がありました。
これが、日本に伝わった時に、自分の災いを、人形に変わりになってもらい、川に流すようになりました。
この頃に、身代わりに流していた人形は、草や、わらや、紙などで作られた、素朴な作りの人形だったようです。
この人形に、病気や災いを、身代わりになってもらい、健康と幸せを願って、川や海に流してました。
また、この頃女の子の間では、紙の人形で着せ替えや、ママゴトをする『ひいな遊び』が、流行っていました。
人形を流して健康と災いを払う習慣と、女の子の人形であそぶ『ひいな祭り』が、合わさって、ひな祭りになったようです。
今でもこの風習は、鳥取や京都で「流しびな」という行事となって受け継がれています。
娘の災いを引き受けて、幸せにしてくれるひな人形は、
次第に、華やかな人形になり、徐々に豪華になり現在の雛人形になりました。
飾る時期と片付ける時期は・・・?
雛人形は節分の翌日から飾りつけて良いようです。
正月飾りと同様、前日に出すのは「一夜飾り」と言って縁起がよくありません。
しかし、片づけるのはひな祭りが終わったらすぐがよいとされます。
「3月3日が過ぎても飾っていると、嫁にいけなくなる」という言い伝えは有名です。
昔は川に流すものでしたが、雛人形が豪華になるにつれ、「すぐに片づける」ことで川に流す代わりにしたようです。
その結果、「雛人形をいつまでも片づけない=厄が落とせない=婚期が遅れる」と言われるようになったと考えられています。
戸田公園ショールームでもミニお雛様を飾りました
お嫁に行けるように、ひな祭りが終わったらすぐ片付けます
ひな祭りの食べ物にもちゃんと意味があります
★白酒★
もとは、桃の花びらを漬けた桃花酒が飲まれていました。
桃花酒が白酒に変わり、定着したのは江戸時代だそうです。
★ひし餅★
緑:長寿や健康、新緑
白:清浄、純白の雪
ピンク:魔除け、桃の花
それぞれ、緑のよもぎは増血作用、白のひしの実は血圧を下げる効果、
ピンクのくちなしは解毒作用があるといわれています。
ひし餅には愛する娘の健康を思う親心が込められています。
★ひなあられ★
カラフルで可愛いだけでなく、
ピンク、緑、黄、白の4色で四季を表しているといわれています。
でんぷんが多く、健康に良いことから「1年中娘が幸せでいられますように」という願いが込められています。
※関東では甘いイメージですが、関西のひなあられは醤油や海老などおつまみ感覚で食べるもののようです
★はまぐり★
昔から二枚貝はお姫様を意味していたようです。
はまぐりは対になっている貝殻でなければ、ぴったりと合わないことから、夫婦円満を表し、
一生一人の人と連れ添うようにという願いが込められています。
★ちらし寿司★
海老:腰が曲がるまで長生き
蓮根:見通しが良い
豆:建康でマメに働き、マメに生きる
菜の花:春らしさ
ちらし寿司は色々な具材が入っていることから、
「一生食べ物に困らず、幸せに暮らせますように」という願いが込められているようです。
意味を知ると、今までとは違ったひな祭りが楽しめそうですね♪
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