今回、担当させて頂きますｻｰﾋﾞｽﾃｸﾆｼｬﾝの森町と申します。
We connect搭載車が増えてきた事で問い合わせの件数が多かったｵﾌﾗｲﾝからの復帰方法のコツを取り上げてみたいと思います。
各ﾒｰｶｰが車両でｵﾝﾗｲﾝ通信によるｼｽﾃﾑを導入している中、ﾌｫﾙｸｽﾜｰｹﾞﾝも2021年ﾓﾃﾞﾙから搭載をし始めたｵﾝﾗｲﾝｻｰﾋﾞｽｼｽﾃﾑ【We connect】。
ﾒｲﾝﾕｰｻﾞｰ登録など、すこし手間は掛かりますが、ｵﾝﾗｲﾝによる渋滞情報が表示されたり、不定期ですが自動で地図更新が実施される機能は非常に便利かと思います。

しかしながら、携帯電話と同様に電波状況の影響を受けてしまったり、ﾄﾞｲﾂｻｰﾊﾞｰの影響を受けることで、ｵﾌﾗｲﾝとなってしまう事が多々あるのが現状です。
ﾄﾞｲﾂｻｰﾊﾞｰのﾒﾝﾃﾅﾝｽを何度も行いながら段々と安定してきてはいますが、電波状況がよくないとやはりｵﾌﾗｲﾝとなってしまい、渋滞情報が取得できなくなったりしてしまいます。

画面中央の地球儀ﾏｰｸがｸﾞﾚｰｱｳﾄ(時計表示の色よりも薄い時)だとｵﾌﾗｲﾝとなっている状態です。
携帯電話のように受信状態がｱﾝﾃﾅの本数で表示されるとわかりやすいのですが、その機能がないので判断がしにくいです。

地球儀ﾏｰｸがｸﾞﾚｰｱｳﾄしてしまった場合に一度ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰ設定画面にて一番左の【最大ﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰ】を選択し、２分程待ちます。

これで強制的にｵﾌﾗｲﾝ状態にします。
携帯電話の電波が悪い時に機内ﾓｰﾄﾞに入れるのと感覚は似ています。
その後再びﾌﾟﾗｲﾊﾞｼｰ設定画面にて今度は一番右の【現在地を共有する】を選択すると受信可能な電波を探してｵﾝﾗｲﾝ化する事が出来ます。

自受信可能となると地球儀ﾏｰｸが白く(時計表示と同じ色と)なりｵﾝﾗｲﾝ化の完了です。

もしもｸﾞﾚｰｱｳﾄしてしまった場合には試してみて下さい。