タイヤについて
本年より見習いアドバイザーになりました岸です。
今年も宜しくお願い致します。
今回はVolkswagenにとって大切なタイヤについて呟こうかなぁ・・・
皆様ご愛用頂いているVolkswagen、どの車種、どのグレードをとっても安心感のある走り、
悪天候の高速でも路面に吸い付く様に、コーナリングでは遠心力に負けないグリップ感。
実はサスペンションの性能だけでは実現出来ないのです。
そうです!タイヤ性能がとても重要なのです。
Volkswagenは新車装着タイヤを厳選しており、車の性能を最大限発揮出来るタイヤを採用
しています。
新車装着のタイヤサプライヤーは幾つかあります。
どれも静粛性、燃費性能、耐久性、制動性能は勿論、Volkswagenのサスペンションとマッチし、Volkswagenの走りを引き出せるか?コストより走りを重視しているんですね!
クルマの性能にマッチしたタイヤであって、初めてあの走りが実現するのです。
それでは次に交換時期のお話です。
「ちゃんと溝は残っているから大丈夫!」「1.6mm以上の溝があればOKなんでしょ?」
なんて思っている方、タイヤは残り溝だけで判断してはダメなのです。
例えばタイヤの溝が充分に残っていても、タイヤはゴムで出来ている為、硬化劣化が進みます。
解り易く解説しますと使っていない輪ゴムも月日が経つとボロボロに切れちゃいますよね、タイヤは真夏の日差しや路面温度、降雨や真冬の寒さ、潮風にも耐えています。
ひび割れが生じていなくても硬くなりグリップ力が低下します。
タイヤは使用状況と保管状態にもよりますが3年から5年で交換をお勧めします。(乗り心地も蘇りますよ!)
車検等の保安基準では1.6mm以上のタイヤ残り溝であれば法的に問題無しとされています。
しかし多くのタイヤサプライヤーは残り溝4.0mm以下に減ってしまうと、雨天での制動距離が著しく伸びてしまったり、水溜りで速度を落とさないとハイドロプレーニング現象(タイヤが雨水を切りさけずに浮いてしまい制御不能)の原因となってしまいます。
ハイドロプレーニング現象は速度が高いほど、溝が少ないほどリスクが高くなります。
最近は急な豪雨も多く、道路の排水が追い付かずに路面に深い水溜りを見かけますよね?速度が出ているとヒヤッとします。
残り溝4.0mm程になっていたらタイヤ交換を検討