お久しぶりです、営業の三枝です。
早いもので今年も残り２週間程で終わりを迎えようとしております。皆さんやり残した事はございませんか？
さて、私の前回のブログでＶＷ車のボディとドアを繋ぐヒンジの話をさせて頂きましたが、今回も同様にＶＷの車づくりにおけるこだわりを紹介させて頂きます。

この部品は何かお分かりになりますか？
これは「スタッドボルト」と呼ばれる部品で、タイヤを組み付ける時に使うボルトです。 日本車は車側からボルトが出ていて、そこにホイールの穴を差し込みナットで固定します。ＶＷ車は写真のように車側にネジ穴が有り、ボルトを差し込み固定する仕様となっております。
タイヤの取り付けの際にはネジ穴とホイールの穴を合わせる必要があり、作業しづらいという欠点がありますが、締め込んだ時に、車体とボルトの接触している面積が広く、しっかりと固定が出来るという利点があります、走行中何かの拍子にタイヤが外れてしまう可能性が極めて低くなります。作業の効率よりも安全性を重視したＶＷのこだわりがこの様な所にも表れています。
まだまだＶＷのこだわりが隠されていますので、是非皆様も探してみてください。