2013/06/01
Beetleのニックネーム
おはようございます、Volkswagen札幌南からのお知らせです。
フォルクスワーゲン札幌南では、本日から2日間、
The Beetle Fender Edition デビューフェア
ということで、今日はBeetleについてのちょっとしたお話をしたいと思います
The Beetleのアクセサリーは、他の車種と比べても とても充実しているのですが、
中でも特徴的なのがエンブレム
種類が豊富なのは勿論ですが、このロゴ、実は全て世界各国で呼ばれていた、
Beetleのニックネームなんです
■Beetle(ビートル)
「フォルクスワーゲン タイプ1」のもっとも一般的な愛称で、1960年代前後から呼ばれるようになりました。
英語で「かぶと虫」の意味です。
車名として正式名称となったのは1998年のNew Beetleからです。
■Volkswagen(フォルクスワーゲン)
昔、Beetleはフォルクスワーゲンそのものでしたが、実際日本では社名で呼ばれていたそうです。
当時の日本ではBeetleは特別小さい車ではなかったため、「かぶと虫」という愛称が一般的になったのは1970年代に後継のゴルフが登場してから。
それまではフォルクスワーゲンを縮めた"Wagen"という愛称がよく使われていたそうです。
■Bug(バグ)
英語で「虫」の意味で、Beetleが爆発的にヒットしたアメリカで"Beetle"の他に呼ばれていた愛称。
Beetleが人気絶頂だった1960年代は、アメリカ車は巨大化が進んでいた為、アメリカ人の目にビートルは、とてもちっぽけな車に映ったのだと思われます。
「ちっぽけな虫」という皮肉が込められた愛称です。
ちなみに"Bug"の愛称は、ビートルをベースにしたオフロード走行車、"Buggy"の名称のモデルになっています。
"Bug"は所ジョージさんのカスタムカーにも使われていますね。
■Kafer(ケーファー)
"Beetle"と同じく、ドイツ語で「かぶと虫」の意味です。
■Caccinelle(コシネル)
フランスでの愛称。「てんとう虫」の意味です。
■Fusca(フスカ)
ブラジルでの愛称。南米にいる「大ゴキブリ」の意味です。
■Maggiolino(マジョリーノ)
イタリアで呼ばれていた愛称。やや大型の「こがね虫」を意味します。
■Vocho(ボチョ)
メキシコで呼ばれていた愛称。虫とフォルクスワーゲンを合わせた造語(Bicho(虫)+Volkswagen)のようです。
エンブレムにはありませんが、この他にもタイでは「亀」を意味する"タオ"という愛称で呼ばれていたそうです。
その国や言語によって、微妙に違うBeetleのニックネーム。こんなに沢山あったんですね
Beetleが世界中で愛されてきた証です
ちなみにデビューフェアが行われているThe Beetle Fender Edition のエンブレムには、"Beetle"が標準装備となっているんですよ
フォルクスワーゲン札幌南には、
The Beetle Fender Edition の展示車
(先日のブログでご紹介しています)
をご用意しておりますので、是非実車でご覧になってみて下さいね