Staff Blog

2025/02/15

いつまでも調子良く! Part2

皆様こんにちは!
寒さが厳しい折いかがお過ごしでしょうか?

温泉に行ってのんびりとしたい
サービスアドバイザーの佐々木です。

トップ画像は2023年2月に雪が降った時のものです。
この時は危うく帰宅難民になりそうでした(汗)

さて今回もトップ画像と関係ないお話です。
エンジンが良い燃焼をするための3大要素はご存知でしょうか?

*良い圧縮 *良い混合気 *良い火花

前回のブログで良い混合気に関するお話を載せましたので
今回は良い火花のお話をしようかと思います。

IMG_3323.JPG

良い火花を作ってくれるのはスパークプラグになります。
新品と8年、60,000km超使用したスパークプラグを並べましたけど見た目がだいぶ違いますよね。


IMG_3330.JPG

だいぶ真っ黒になっていますね。
黄色い矢印の部分が中心電極で赤い矢印の部分が外側電極となり
矢印の間の部分がスパークプラグギャップ(すき間)になります。

中心電極と外側電極の間に火花を発生させて混合気が爆発します。
使い続けていくと火花を発生させている両電極が摩耗して、すき間が大きくなってきます。
赤い矢印の電極をよーく見ていただくと摩耗しているのが分かります。

IMG_3329.JPG

こちらが新品のスパークプラグになります。
先ほどのスパークプラグと見比べていただくと赤い矢印の外側電極が
しかっりと厚みと角が有り黄色い矢印の中心電極が少し長いのがお分かりいただけると思います。

電極が摩耗してスパークプラグギャップが大きくなると火花が弱くなり混合気への着火が悪くなります。
このような状態で使用を続けるとエンジン出力の悪化・燃費の悪化・アイドリングの不安定・始動性の悪化と良いことが有りません。
とくに今時期の寒い朝などはエンジン始動時にはガソリンが最大で噴射しますので
火花が弱いと着火しなくなりエンジンが始動出来なくなる事もあります。

Volkswagenでは設計基準に合ったスパークプラグを選定していますので、決められた距離まで性能がしっかりと発揮し続けます。
適切な交換時期は車種・エンジン種類によって異なりますが
4年または60,000km(2.0TSIエンジン以外)
6年または90,000km(2.0TSIエンジン搭載モデルのみ)となります。

いつまでも調子良く乗っていただくために定期点検や車検のご入庫時に
ご案内させていただきますので是非ともご検討ください!

ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
良い混合気・良い火花ときましたので次は良い圧縮とお思いでしょうがブログのネタとしては難しいので・・・。
ヤメときます(笑)

次のブログは休日ぶらりかクルマ以外の乗り物・博物館・水族館・神社仏閣のどれかになると思います。
またお付き合いくださいね!

あと1ヶ月半くらいで桜が咲くと思いますが
まだまだ寒いので体調には気をつけてお過ごしください!

それではまた!


k.sasaki サービスアドバイザー

プロフィール →