2025/01/20
止めるために!
皆様こんにちは!
最近おでん屋さんで熱燗を飲むのが好きな
サービスアドバイザーの佐々木です。
今年は寒暖の差が激しいですが
体調は崩されてないでしょうか?
さて今までクルマ屋のブログなのに
鉄道、飛行機、船、神社仏閣のネタにお付き合いいただきありがとうございました。
ここらでクルマのネタでもと思いまして・・・・。
今回のネタはブレーキです。
こちらの写真はGOLFのリヤブレーキパッドになります。
右側の新品と比べると左側のブレーキパッドが減っているのが
お分かりいただけると思います。
だいぶ減っていますね。
ブレーキパッドの残量が減ってくると摩擦による熱が多く発生しますので減りが早くなってきます。
残量が3ミリや4ミリくらいになっているのであれば早めの交換が必要になります。
そしてこちらが交換前のブレーキディスクローターになります。
レコード盤のようにスジが沢山あってよく見ていただくと
右側の赤いパッドマウントの上と下の中間あたりにクラック(ひび割れ)が入っています。
そしてレコード盤のようになったディスクローターをよく見ると
ピカピカに光ってる部分と外側と内側の錆ている部分に段差があるのが
お分かりいただけますでしょうか?
ブレーキパッドと摩擦している部分はディスクローターも減ってきます。
よくお客様から「ブレーキパッドだけの交換を・・・」と言われますが
このような状態でブレーキパッドだけ新品に交換をしてもブレーキの性能が落ちてしまいます。
安心してブレーキ操作をしていただき確実にクルマを止めるには
ブレーキパッドとディスクローターの同時交換を強くお勧めします!
ディスクローターが外れた状態です。
テクニシャンの作業が早すぎて左側の写真ですが・・・(笑)
右側に戻りまして新品のディスクローターに交換しました。
この後にブレーキパッドを取付けてサイドブレーキの調整をして作業は完了となります。
ここ最近感じることは以前に比べるとフロントブレーキパッド交換より
リヤブレーキパッドを交換することが多くなっています。
なぜでしょう?
Volkswagenの事故を起こさないための予防安全装備が深く関わっています。
ACC(アダプティブクルーズコントロール)ESC(エレクトロニック・スタビリティ・コントロール)など
速度制御やコーナリング時の不安定な挙動を安定させるためにエンジン出力やリヤブレーキを細かく制御してます。
このようなことからリヤブレーキパッドの減りが早くなってます。
細かく話すとめちゃくちゃマニアックな話になりますので
このへんでやめときます・・・(笑)
ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
次回のネタはたぶん・・・休日ぶらりかと(笑)
それではまた!