2024/01/18
東京オートサロン2024
こんにちは!サービステクニシャンの庄司です。
先週末、幕張メッセで開催された『第42回東京オートサロン』へ行ってきました。
三日間で延べ23万73人が訪れた今回のオートサロンも、多数のカスタムカーの展示や新型車のサプライズ発表など盛り上がっていました。
その中からいくつかご紹介します。
一見、普通のAE86トレノに見えますが、実は北米仕様のカローラGT―Sがベースなので左ハンドルです。
カローラGT―Sはリトラクタブルヘッドランプにレビンテールという組み合わせですが、前後バンパーやテールランプが前期トレノ用へ交換されています。
サイドマーカーランプが北米仕様の特徴として残っています。
リバティウォークがオートザムAZ―1をベースにフェラーリF40仕様へ改造したカスタムカー。
実は中古車として販売されていたようですが売約済みで、その価格は1000万円だったとか...。
トヨタGAZOOレーシングのブースに何故か置いてあったヤマハ・ビーノとスズキ・ジムニーXCは、モリゾウことトヨタ自動車の豊田章男会長の愛車で、普段は蒲郡で使用されているそうです。
こちらも豊田会長の愛車、トヨタiQ GAZOO Racing tuned by MN(GRMN)です。
当時100台限定で販売された6速マニュアルトランスミッション搭載のスポーツモデルで、内外装の各所に当時のモリゾウさんのヘルメットカラーであるワインレッドが取り入れられています。
スバル・インプレッサWRC S5
こちらは98年型の本物のWRカーのボディに、2005年式のインプレッサWRX STIのエンジン、トランスミッション、リヤデフを移植して公認を取ったナンバー付きの車両です。
本物のラリーカーで街乗りは凄いですね。
トムスがレストア事業を開始するということで、その第一弾としてこのスープラが展示されていました。
スープラのほか、TA22型セリカ、AE86型レビン・トレノ、SW20型MR2、GZ20型ソアラなどが対象となるそうです。
今回のオートサロンで一番見たかったのがこの車、935MLです。
オーナーさんの935に対する強い憧れが感じられるこのマシン、ベースは964型の911ですが面影は全くなく、製作方法も実際のレーシングマシンの935と同様にモノコックの前後にパイプフレームを形成し、フロアも全てくり抜いて新たに製作したフロアパネルに置き換えるなど、本物の935と同様の手法で製作されています。
デザインはかつてクレーマーレーシングが開発した935K4というモデルがベースになっていますが、リヤウイングなどはこのマシンのオリジナルデザインになっています。
ダムドさんがカスタマイズしたスズキ・ジムニーシエラです。
赤い方がランチャ・デルタHFインテグラーレ・エボルツィオーネII、青い方がルノーサンクターボをモチーフとしたデザインになっています。
赤い方は限定車コレッツィオーネのようなセンターストライプを施し、青い方はノンターボというサイドデカールで洒落が利いています(笑)
懐かしのOZラリーレーシングはダムドとOZレーシングの共同開発で、JB64ジムニー及びJB74ジムニーシエラそれぞれに対応したサイズが用意されています。
ケーニッヒスペシャルの古いメルセデスベンツなんて、プラモデル以外ではほとんど見たことないんですが、これは格好良かったですね。
最後は母校のブースへ。
あろうことか昨年は行くのを忘れてしまったので、今年は忘れずに...。
久しぶりに担任の先生に会うことができたので、うれしかったです。
今回は第42回東京オートサロンの様子をお伝えしました。
来年の東京オートサロンは1月10日から12日に開催されます。