森林遊戯
春爛漫のみぎり、皆様におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
先日「フォレストアドベンチャーよこはま」にターザンさながらの冒険に行ってきましたのでご紹介したいと思います。
ここは都会の喧騒を離れた、高い木々が立ち並ぶ深い森の中。
木と木の間をまるで猿のように飛び回るアトラクションが楽しめる、子供のみならず大人でも楽しめる場所。
高い木と木の間に吊り橋がかけられており、命綱一つで渡っていきます。
かなりの高さがあり、下の息子は怖がって半ベソに(笑)
こちらはまるでターザンのようにロープにぶらさがってハイスピードで滑り降りていくジップラインの動画です↓
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森林浴という言葉があるくらいで、森の中にいるとまるで木々からパワーが流れ込んでくるかのようです。
ここでちょっとしたクイズを。
さて、日本は国土面積の何%が森でしょうか!?
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答えは・・・・・・・・・なんと約70%!!!!
まさに森林大国と言えるほど、日本人は古代より森と共に生活してきたのです。
そして実はその半数近くが人口的に伐採、植樹された人工林で、大半がスギ・ヒノキなどの針葉樹。
人口林を健全な状態に保つためには、適切なお手入れが必要ですが、1964年の木材の輸入自由化に伴い国産木材の価格が低迷し、林業は後継者不足で衰退の一途を辿っています。
その弊害として、森林の荒廃による生態系への悪影響、そしてなにより増えすぎたまま放置されたスギ・ヒノキによる花粉症はもはや日本人の国民病といえるでしょう。
森林には二酸化炭素を吸収し酸素を排出する効果があることはよく知られていますが、産業革命以降、人類はひたすら二酸化炭素を排出し続け、地球温暖化による異常気象や生態系破壊、PM2.5による健康被害など、自らの唯一の住処である地球を汚し続けているのです。
そこで各国政府は「カーボンニュートラル」、つまり人間が排出する二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量と、森林がそれらを吸収する量を2050年までにプラスマイナスゼロにする取り組みを始めています。
自動車業界としてはその一環として電気自動車などのゼロエミッションカーの開発を進めており、フォルクスワーゲンにも近いうちにI.Dシリーズという電気自動車のラインナップが登場します