2021/06/10
実証!
こんにちは、カスタマーアシスタントの岡本です。
自粛生活も続く中、やはりお家での過ごし方もパターンが無くなってきており、
最近は筋トレに目覚めたり、何か新しいものがないか模索中の日々であります。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
そんな中、先日雑貨屋さんを見ているとふと目に留まるものがありました。
レザークラフトです。
家での暇つぶしに丁度良さそうなので、物は試しにと買ってみました。
しかし個人的問題として、裁縫がまともにできない位には不器用な自分に、果たして普段使いできるようなものが作れるのか、、
これは一種の検証でもあるのです。進めていきましょう。
今回は眼鏡ケースを作っていきます。難易度は星5つ満点で2つです。
キットには既に切断済みのレザー、蝋が付いている糸、針2本、留め具が入っています。
自分で用意するものとしてはトップ画像の右側、コバ仕上げ用の磨き剤、磨く用の木の道具、ライター、マイナスドライバーです。
磨き剤と磨く道具、あわせて600円位で揃えることができました。
さて、 え、玉結び?やり方通りにやっても結べないし、とりあえず布を突き抜けないようにすればOKでしょう!という同志の皆様、朗報です。
レザー小物を作る場合、針2本を使うので、糸を針に通し、通した糸の間に針を差し込んで、長い糸を引っ張ればそれでいいのです。ありがとうレザー!
まず眼鏡ケースの鼻あての部分を本体の革にくっつけていきます。
2本の針を表から裏、裏から表と同じ穴に入れて縫い合わせていきます。穴が予めあいてるので簡単です。
さあ、 え、玉留め?何回やっても布からすごい離れた位置に結ばれちゃってなんかもういい嫌だ!となる同志の皆様、またまた朗報です。
縫い終わったら、糸は2,3mm残して切りライターで炙り切ってライターを押し当てればいいのです。ありがとう糸!
ライターの火を見るのは、キャンドルを見るのと同じ感じで何か落ち着きます。
この作業が一番楽しかったです。
革が焦げない様に注意しながらやっていきます。少しなら焦がしても手で払えば何とかなります(駄目です)。
無事できたところで、反対側もやろうと気合を入れたその時でした。
(あれ、なんかおかしくないか、、?)
(なんだろう、この違和感、、。)
やってしまいました。ケースの表面に鼻当てを付けてしまいました。
これでは、指一本分の地に着く側に付いてる謎の取っ手になってしまいます。
無念。
気が滅入りましたが、気を取り直して糸を切って再度付けていきましょう。片側で気づいて良かったです。
両側取り付けて、ネジ状になっている留め具をマイナスドライバーでくっつけました。
我ながら比較的綺麗にできました。
次に、半分に折って、その両端を縫い合わせていきます。
縫えました。縫う力の具合か、ステッチにすこしバラつきがありますが、及第点としましょう。
両側縫い終わるとこのようになりました。形になりましたね。
そして説明書をまた見ていると、何かに気付きます。
(ん、何かこの人私のと違うぞ、、。)
(あ、 )
やりました、お手本は端っこが糸で包み込まれてます。
通りで、「おかしい、穴の数が裏と表で合わない、、まあ適当に穴を糸で埋めればいいか!」という風になった訳です。
これによって後々不具合が生じるかは分かりませんが、縫い直すのも大変なので、オリジナリティということにしましょう。
個性です(?)。
さて、仕上げに入ります。このままだと端っこから革のくずがポロポロこぼれてしまうので、磨いて綺麗にしていきます。
磨き剤を綿棒で塗り込んで、ひらすらゴシゴシします。
磨き終わって乾いたら完成です。
実際に眼鏡を入れてみました。
それなりに綺麗にできたかと思います。
これなら使えそうです、良かった。。
2時間かからない位ででき、工程も少なく簡単なので、皆様もちょっとした暇つぶしにいかがでしょうか。