こんにちは。サービステクニシャンの森町です。 今回はVolkswagen車の名前について、お客様から質問を頂きましたので、この場を借りて、解説をしてみたいと思います。 代表的な『ゴルフ』ですが、ドイツ語でメキシコ湾流を表すゴルフストリームが由来となっています。 『パサート』はドイツ語で貿易風。『ジェッタ』はジェット気流。『シロッコ』はサハラ砂漠を吹き荒れる嵐。 実は風にちなんだ名前が多いんです。 ゴルフに関しては、ゴルフボールの形をしたシフトノブ等もあるので、スポーツのゴルフと思われている方もいらっしゃいましたが、実は違う由来だったのです。

他にも『ティグアン』ですが、この名前に関しては、公募の中から決定した珍しいものですが、『タイガー』の優雅さ・力強さと『イグアナ』の多様性・適応力を合わせ持つ事を意味した造語となっています。 外観のスタイリッシュさや悪路の走破性などを併せ持つモデルになるので、イメージにぴったりな車名になりました。 最近では『アルテオン』が販売され、多くのお客様に興味を持っていただいておりますが、この『アルテオン』はアルファベットの最初の文字であり、製品評価する場合の最高ランクである『A』,そしてArt（芸術）と日本には導入されておりませんが、高級セダン『フェートン』を融合した名前となっています。 多くの輸入車が数字や記号での車名が目立つ中、Volkswagenは車名に意味を込めていて、その意味を知る事で、より興味や愛着を持っていただけると思います。 今回　ご紹介できなかった車名についても、次回以降にご紹介していきたいと思いますので、楽しみにいていて下さい。