Staff Blog

2012/03/22

日本未発売のこんなVW

こんにちは!!サービスエンジニアの庄司です。
今日は日本では発売されていないフォルクスワーゲンの商用車「キャディ」をご紹介したいと思います。
2005年から販売されている現行モデルはキャディとしては3世代目のモデルになり、基本設計をトゥーランなどと共有しています。
近年ベースとなったトゥーランのモデルチェンジに合わせて新しいフロントマスクに変更されました。
搭載されるエンジンは仕向地によって異なり、英国仕様では3種類のターボディーゼル「TDI」と2リッターのガソリンエンジンをベースに天然ガスも使用することが可能な「エコフューエルエンジン」を設定、オーストラリア仕様では2種類の1.2リッター「TSI」エンジンと、1.6リッター及び2リッターのターボディーゼル「TDI」が設定されています。

画像は標準ボディのパネル版仕様ですが、ホイールベースを延長した「マキシ」や、3列シートを備えた乗用モデルの「マキシ・ライフ」など、様々な仕様があります。

そんな商用車「キャディ」ですが、英国ではさらに別な使い方があるのです...。
これは英国で開催されている「フォルクスワーゲン・レーシングカップ」というレースに出場するために改造されたレーシングカーです。

エンジンはゴルフGTIに搭載されている2リッターターボエンジン「TSI」をベースに270psに強化、ギヤボックスもレース用にチューニングされた6速マニュアルを搭載しています。

特にサスペンションは大幅な改良が施されており、リヤサスペンションは標準のリジットタイプからゴルフなどと同じマルチリンクタイプに変更され、ロードホールディング性能が向上しています。


いかがでしたでしょうか?
まだまだ日本で見掛けることのできないモデルが沢山ありますので、今後もご紹介していきたいと思います。

鈴木 智士 サービステクニシャン

プロフィール →