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2024/01/14

ベトナムの正月「テト」ってなに?

みなさんは「テト」をご存知ですか?ベトナムでは旧正月のことを"テト(T?t)"と呼びます。
中国の春節と同様に、ベトナムでは旧暦で新年をお祝いします。
日本人にはあまり馴染みのない旧暦のお正月について今回はご紹介させていただきます。

日本人が正月に実家に帰省するように、ベトナム人はテトは家族で過ごします。そのため、日本の大型連休前のようにテト前は帰省ラッシュに!最近は帰省だけではなく長期休暇を利用して遠方に旅行する人も増えてきました。

テトの約1ヶ月前から市場やスーパー、街中などでお正月の装飾品や贈り物、お年玉袋、ベトナム北部では桃の花、桃の花が咲かない気候の南部~中部は黄色い梅の花や金柑の木が売られ始めます。
桃の花は魔除けになるとされており、黄色い梅の花は金運アップ、金柑の木は黄色の実がたくさん生ることから子孫繁栄や金運アップを意味しているのです。

大晦日までに家を大掃除し、新年を迎えるのは日本と同じ。
テト期間中は、道端でよく獅子舞や龍舞の団を目にします。獅子舞や龍舞は、繁栄や富を願うものとされています。

ベトナムは日本同様、"大人から子供に"お年玉をあげる文化があります。さらにベトナムでは日本ではあまりない"大人がお年玉をもらう"こともあるのです!
実はベトナムでは勤めている企業や会社の社長のポケットマネーからお年玉をあげる文化があります。お年玉袋に現金を入れ手渡しで日頃の感謝を込めてお渡しすることが多いです!

ベトナムでは労働法でテト休暇が5連休と定められており、毎年、労働傷病兵社会省が検討し政府へ提出して決定されます。そして今年のお休みは 2024年2月8日(木)?2月14日(水)の7連休 にて決定されました。

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