2022/01/20
スタッドレスタイヤについて知ろう!
皆さんこんにちは
スタッドレスタイヤへの履き替えはお済みでしょうか?
先日の様な雪が降るとやはり関東圏でもスタッドレスタイヤが必要だと感じました...
さて今回は『スタッドレスタイヤ』について簡単にご説明させて頂きます
スタッドレスタイヤは凍結した道路や積雪した道を走るために開発された冬用タイヤの1つです。
車が走る時、氷や雪が車の重さによって溶け出して水になります。
走っているとわかりませんが、
一瞬で溶けたその水がタイヤを覆って膜を作り、グリップ力を失う。
これがスリップする原因です
スタットレスタイヤでは、
"水の膜"
がタイヤに吸収または撥水されるように、細かい溝が沢山ついています
この溝のことをサイプと呼びます。
サイプが水の膜を吸収または撥水することによって滑る原因の水をなくして、
しっかりとグリップ出来る仕組みになっています。
また、スタッドレスタイヤの名前の由来
一昔前に流通したスパイクタイヤのスパイク(スタッド)がないタイヤのため、
スタッドレスタイヤ(STUDLESS TIRE)と呼ばれるようになりました。
そして、ノーマルとスタッドレスゴムの違い
ノーマルタイヤは暑い夏に長時間運転しても耐えられるように硬いゴムが使われます。
気温が低くなりすぎるとゴムが固くなりますスタッドレスタイヤは柔らかいゴムが使われます。
気温が低くなってもゴムは固くなりにくいです。
ゴム自体もグリップ力を高める工夫がされていたり、
水分を吸収できる仕組みになっています。
最後に、スタッドレスの寿命と交換時期
3〜4年以上経過したスタッドレスタイヤはゴムが固くなってきます
溝が残っていてもゴムが硬くなれば地面と接している部分がしっかりと路面をつかめなくなるので、
ブレーキやハンドリングに影響が出てしまいます。
スタッドレスタイヤには、夏タイヤと同様の残り溝1.6mmを知らせるスリップサインの他に、
50%摩耗の目安を知らせるプラットホームと呼ばれる突起があります
これは新品溝の50%を下回ると著しくスタッドレスとしての機能が損なわれる為です。交換時期だと判断出来るスタッドレスについてはアドバイスさせて頂きますのでご安心下さい
万が一に備えてスタッドレスタイヤへの付け替えをお勧めさせて頂きます
各タイヤメーカー最新スタッドレスの手配から交換まで承っており