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2024/10/28

テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#14

皆さまこんにちは

今回で「テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#14」

今回はホイールアライメントについてです

何それってなりませんか

ホイールアライメントとは‥‥

車体に対するホイールの取付け角度を指します

お車のホイール・タイヤには、車種ごとに様々な角度が付けられています

キャンバ― (3).jpg

車体に対してタイヤはまっすぐに付いているという訳ではないんですね

ホイールアライメント点検は、ホイール・タイヤが正しい角度と向きで取り付けられているかどうかを点検します

この角度は、お車の走行安定性や直進性にとって非常に重要で、下記に大きく影響します

・走行安定性(4輪が確実に路面を捉える)フォルクスワーゲン車が持つ高い次元のコーナリング性能や直進安定性が十分に発揮されます。

・快適性(ストレスフリー)手を添えているだけで真っ直ぐ走り、ストレスを感じることはありません。

・燃費(タイヤの転がりがスムーズに)タイヤと路面の抵抗が少なくなり、燃費が向上し、タイヤの寿命を適切なものにします。

・耐久性(サスペンションの消耗を軽減)フォルクスワーゲン車本来のサスペンションの動きが各部品の耐久性を正常なレベルに維持します。

ホイールアライメントは、通常走行している場合でも、少しずつ変化していきます。フォルクスワーゲン本来の高品質な安全性を維持するためにも「走る・曲がる・止まる」の基本となるホイールアライメントを点検することはとっても大切なのです

代表的なホイールアライメントを紹介してみます

キャンバー:タイヤを前面から見ると、わずかに外側または内側に傾いています。この傾いた角度は、キャンバー角と呼ばれています

キャンバ―.jpg

キャスター:タイヤを側面から見ると、サスペンションの軸からわずかに前方または後方にずれています。このずれている角度は、キャスター角と呼ばれています。

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トー:タイヤを上方から見ると、わずかに前方または後方が開いています。この開いている角度はトー角と呼ばれています。

キャンバ― (2).jpg

ホイールアライメント点検の基本的な流れは

前輪キャンバー→後輪キャンバー→後輪トー→前輪キャスター→前輪トー

と確認していきます。

さてさてこんな症状があると注意

ホイールアライメント点検が必要な場合

ハンドルをしっかり保持していないと車が左右どちらかに取られる

キャンバ― (4).jpg

ハンドルが振動する

キャンバ― (5).jpg

サスペンションに影響を及ぼす事故をしてしまった

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サスペンションの部品を交換した

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走行時、路面の影響を受け、クルマがフラつきやすい

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タイヤの外側や内側だけ減っている

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ホイールアライメント点検が推奨される場合

タイヤを強くぶつけた

キャンバ― (10).jpg

上記の様子が見られた時はご相談下さい

Volkswagen倉敷笹沖ではフォルクスワーゲン社専用ホイールアライメントテスターを使って点検していきます

名称未設定のデザイン.jpg 調整していきます.jpg

フォルクスワーゲン正規販売店では、全モデル対応専用プログラムを組み込んだフォルクスワーゲン専用ホイールアライメントテスターを保有しており、高精度な点検・調整が可能となっています

皆さまがカーライフを安心して過ごせる様に、volkswagen倉敷笹沖では最新機材と確実な整備技術で支えていきます

お気軽にご相談下さい

大饗 事務

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