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2024/07/22

テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#11

皆さまこんにちは

今回で「テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL」は11回目になります

サービスの事をこれからも少しずつ発信していくので、宜しくお願い致します

今回は「コンピューター診断」についてです

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車両に搭載されているコンピューターは、最大約70個あり、それぞれが連携して制御しています

各コンピューターは、車両に装備されているセンサーと繋がっており、各センサーから送られている情報を基に車を制御しています。

コンピューターは、センサーや制御装置が正しく作動しているか、常にモニターしています

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何か異常があればこのコンピューターが記録しています

この記録を拾い上げて異常をチェックしていくのがコンピューター診断です

主に点検時にチェックする項目はこれ

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点検項目にもコンピューター診断があります

また、何かの警告灯が点灯したといった不具合が起こった時もコンピューター診断を行います

正規ディーラーで導入を進めている最新の診断システムが「Off board Diagnostic Information System Service(以下ODIS)」です。ODISはフォルクスワーゲン車の修理・整備に必要不可欠なツールであり、ドイツ本社の最新技術情報をオンラインで受け取ることで、常にベストな故障診断を実現しています

これは正規販売店ならではの特長です

サービステクニシャンは、お客様の車に専用の発信器をセットし、車両データをワイヤレスでシステムに送信します

不具合箇所が見つかった場合に、その原因究明に向けて、さらに細かい診断を行い、修理に必要なステップへと進みます

ODISは、正規ディーラーに置かれたデータサーバーに最新のサービス情報が自動的に送られてくるので、常に最適な状態で車両の診断ができるんです

コンピューターさえあれば、誰が点検しても一緒なのでは?と思いました?

そんな事はありません

コンピューター診断は適格な点検作業や診断作業のツールの1つです

フォルクスワーゲンでのサービス技術トレーニングを行い、フォルクスワーゲンの整備に欠かせない専門知識と技術力を身に付けたサービステクニシャンが部品それぞれの色の変化・叩いた時の音・作動音など総合して判断し診断していきます

日々の業務の中で経験を積み、勉強を重ねて皆さまのカーライフを守っています。

作業の中でコンピューター診断を行う事でより的確で時短な整備を提供しています

Volkswagen倉敷笹沖はお客様のvolkswagenライフをしっかり支えていきますよ

少しでも心配な事があればお気軽にご相談下さい

最後まで読んで頂きありがとうございます

次回もぜひ読んで頂けたら嬉しいです

大饗 事務

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