2024/02/12
テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#8
皆さまこんにちは
今回の「テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#8」は
車のパフォーマンスを最大限に引き出すフォルクスワーゲン純正部品についてです
部品の供給でどの様に皆様のカーライフを支えているかお伝え出来ればと思います
ほとんどの部品はドイツ・カッセルにある中央倉庫から日本の愛知県豊橋市のフォルクスワーゲン インポートセンター内にあるパーツデポに運び込まれれいます
その部品倉庫には断崖絶壁のようにそびえるラックがあり、部品が保管されています
ここで検品・検査をして保管されていてここから全国の正規ディーラーに送り出されます
車に使われている部品の数はとても多く、ディーラーで保管するには限りがるので、
そこで代わりにストックしておくのがここパーツデポの役割の1つ
パーツデポに在庫している部品は、オーダーすると翌日にはお店へ届きます
即納率は98%前後を保っており、これは日本の自動車業界のなかでもトップレベルの数字なんだそう
コストや労力よりお客様の利便性を優先するのは部品に限らず、Vokswagenの車作りに一貫して言える事ではないでしょうか
毎日部品の配送があります。普段何気なく部品を受け取っていますが、その事自体が凄い事なんだと感じます
総床面積18,845平方メートルの倉庫に保管される部品のアイテム数は常に精査され約39,000種類。その部品がしっかり管理され、すぐに届く環境は安心材料の1つですよね
もう1つ安心材料を!すべての純正部品(消耗品は除く)には2年保証が付いていますよ
以前、モデルチェンジが決まっている車種の購入をお考え中のお客様が「長く乗りたいけど、部品とかあるのでしょうか。モデルチェンジするし、外車だし少し心配」と言われていた事があります。確かに、車はどんどん新しくなるけど、気に入った車は長く乗りたいですよね
大丈夫です
ドイツのフォルクスワーゲン本社ではすべての純正部品を15年間保持されています
また、一旦は生産が終了した部品をドイツのフォルクスワーゲンクラシックパーツ社より取り寄せ、お届けが可能です
※フォルクスワーゲンクラシックパーツ社:既に生産が終了した部品を製造・供給するフォルクスワーゲンのグループ会社
また、環境に配慮した環境保全を進める立場からエクスチェンジ パーツの普及、拡大を図っています
エクスチェンジ パーツとは・・・再生部品の事ですが、これが凄いんです
全世界 から回収された対象のパーツは、ドイツのカッセ ル工場に集められます
工場では熟練 したクラフトマンと、最新鋭システムにより、 クラック(亀裂)の有無や寸法の精度などの 検査が徹底的に行われ、欠陥がないと判断 された部品は、洗浄に回されます。
入念 な検査が終わると、各部品はシーリング面の 機械加工などの再生作業が施され、新品の プラスチックやゴム部品とともに組み立てら れます。
その時点では、新品部品とまったく 変わらない性能と精度が与えられています
その厳密な工程では、最高品質の部品が 再生されると同時に、部品への改良もエク スチェンジパーツには随時反映されている のです
つまりエクスチェンジパーツには、 最新技術が集約されているという事ですね
再生部品だからといって、新品の 部品と性能的に劣る部分は皆無なのです
未来の車社会と、私 たちが住むこの地球のためにも......資源を 無駄なく利用する
これは、フォルクスワーゲンが戦後から取り組んでいる事です
車の性能を損なわず、ユーザー様に安心して乗ってもらう。且、環境にも配慮する。
「時代のニーズに応えるクルマを、世界中の人々の手に届けること」
どんな小さな部品にも、フォルクスワーゲンの哲学が込められているなと感じます
最後まで読んで下さりありがとうございます