2023/07/17
テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL#4
皆様こんにちは
夏到来です暑さで体調管理が大変な時期になりますが皆さまお障りなくお過ごしでしょうか?
ブログ"テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL"更新します
Volkswagen倉敷笹沖"テクニカルマイスターのワーゲンSCHOOL"
少しでも車を好きになってもらえたらいいなと思っています
近年、夏になると水害被害のニュースをよく見ますよね
大きな台風やゲリラ豪雨が発生した際、冠水した道路を車が走る映像を見る事があると思います
"そんな所走行しないから""大雨の時には運転しないから"と思ってどこか他人事に思っていませんか
確かに、冠水しやすい場所やそうでない場所がありますが、冠水は短時間に極端な大量の雨が降り、下水道の処理能力を超えてしまって起こります。
雨水の通り道にゴミが溜まって流れが悪くなっている場合もありますので"いつも大丈夫だから"と油断してはいけません
見た目で走行可能そうに見えても思いのほか深いことがあります
危ないと思った時には自動車が浮いたり、エンジンが止まってそのまま立ち往生という事になりかねません
どこでも起こる可能性があり、大雨も予測不可能な場合もあります。近年の気温上昇などの原因から他人事ではなくなっているのです。
そこで、今回は車の冠水についてです
車は水の中での走行はできません
エンジンへ空気を送る吸気口に水が入るとエンジン内に水が入ってしまい故障に繋がります
吸気口までの深さなら走行は可能ですが、道路は平たんでなはいので急に深くなっている場合もあり、走行は避けるのが賢明です
でも、止むを得ない場合もあるかもしれませんよね
その場合、勢いをつけて侵入しないで下さい20cmの水深に時速40km飛び込めば、ナンバープレートやバンパーが破損する場合があります水はけして柔らかくはないのですね
また、冠水した場所を無事超えられてもブレーキが効かなくなっている事があります
ブレーキの種類により強弱はありますが、急にスピードを出したりするのは控えて下さい。制動性の確認が必要です
では、もし車が冠水した道から出られなくなったら...エンジンを切ります。
自宅などの駐車場で冠水した場合でも同様ですが、車両は水が引くまで放置して下さい。
そして水が引いたからといってエンジン再始動してしまうと破損や感電の危険がありますので販売店や自動車保険会社