2020/07/10
Volkswagenのクルマって実は、、、、
皆様こんにちは、副店長の原です。
いつも当ショールームのブログをご覧いただきありがとうございます。
今年の梅雨は雨がたくさん降りますね
週間天気で休みの日が雨だと気持ちもどんよりとしてしまいます。
それにしても、九州をはじめとして各地で大きな災害が起こっていますね。
ここの所毎年のように各地で災害が起こっていますので、
いかに事前準備や、いざという時の心構えが大切か考えさせられます。
改めて災害に遭われた方々のご冥福をお祈り申し上げます。
さて、
今回はどんな内容のブログにしようかと過去のブログをチェックしてみましが、。
当ブログを始めてからもう2年も経過していたんですね
初めのうちは書き方もよくわからず、とにかくタイムリーな情報をお届けしたいという思いで、
他店のブログを参考にしながらなんとか書いていました。
最近は他のスタッフにもブログ仲間に加わってもらい、
毎週、ショールームの様子やイベント情報などをお伝えしております。
ときどき
「いつも見ているよ」
と声をかけてくださるお客様もいらっしゃいます。
とても励みになります!
今後も、当ブログをぜひよろしくお願いいたします
とは言いつつも、
ここ最近はメーカー主催イベントや店舗イベントも自粛。。。
待望の新型車も
あと数日間は内緒にしておかなければならないので、
何をお話ししようか考えましたが、
今回は
『Volkswagenの車ってこんなところがすごいんだよ!』
をお話したいと思います。
ドイツ車の魅力
Volkswagenの魅力
に関してはたくさんあります。
たぶん2時間くらいは話し続けられる自信があります
(ちょっと大げさですが、、、)
Volkswagenに乗っている皆さまでしたら、その魅力を感じられている方も多いと思いますが、
実は、
カタログに書いていないけど、
今まで、説明されたこともないけども、
こんなところにこだわってます的な部分がたくさんあります。
まずはこの写真を見比べてみてください。
クルマのどこの部分かわかりますか
そうです。ドアヒンジの部分を撮影した写真です。
国産車とフォルクスワーゲン車なのですが、
どっちがどっちでしょう?
正解は左の写真が国産車、右の写真が2019年式Golfのドアヒンジです。
注目はこのドアヒンジ、
鋼板をプレスして形成したヒンジに比べ、
フォルクスワーゲン車のブロック状のヒンジは、鋼材を削り出して成型しています。
近年のクルマ開発にとって各社が重視している車の軽量化や生産コストにとっては、
プレスヒンジのほうが有利といえるでしょう。
しかし、フォルクスワーゲンをはじめとする欧州車の多くは、
この鋼材を削り出したヒンジを採用しています。
理由はいくつかあるのですが、
まずはドア一体とした安全性の確保です。
ドア本体やヒンジに強度を持たせることはもちろんですが、
万が一事故でドアがつぶれた場合でも外から簡単に開けられるようにも設計してあります。
また、数十年の使用(ドア開閉数万回)を前提とした、
車体とドアパネルの歪み対策も考えています。
このような強度を持ったヒンジだからこそ、
あの「バスッ!」っとしたドア開閉の感触が生まれるのですね。
、
普段目にすることもない部分にもこだわりが見られます。
車体をリフトアップして撮った写真で、車の前方から後方を見ています。
先ほどと同じく左側が国産車で、右は2014年式Poloと比較しました。
左の写真ではフロント部分を前後に貫くマフラーの他、
細いパイプ(ブレーキライン)やフロアの裏側が見えています。
当然、全体的に凹凸が出てしまいます。
一方、フォルクスワーゲン車を見てみると、
全体に黒いカバーがかかっているのが分かるかと思います。
国産車でも一部の高級車などでこのようなアンダーカバーを採用している車はありますが、
Poloのようなコンパクトクラスで採用することはありません。
しかし、このカバーにも様々な効果があります。
まずは整流効果
中高速域で発生する空気だまりを解消し、
車両下部に巻き込んだ空気を素早くスムーズに車両後方へ排出します。
整流化させることで前輪がより路面に吸い付き(ダウンフォース)、安定した走行が可能です。
さらに、凹凸が無くなることりよる風を切る時の雑音の低減や、
異物の巻き上げによる車両への損傷の低減にも効果があります。
どうでしょう、今回はほんの一部の紹介でしたが、
Volkswagenのクルマって実は、、、的な部分が他にもたくさんあります。
機会があればまたこのブログでもご紹介しますね。
それではとりあえず、ご自分の車のドアをバスッ!バスッ!してみてください。