保安基準とは、「クルマの構造および装置が備えるべき保安上、または公害防止のための技術上最低限度の基準を定めた国土交通省令。正式には道路運送車両の保安基準といい、クルマの技術的な要件の基本となる法令。道路運送車両法では、公道を運行するクルマはその構造、装置などが、この省令で定める保安基準に適合するものでなければならないと規定されており、またクルマの検査や点検、整備においてもそれらの審査は保安基準に照らして実施するよう定められている。保安基準には自動車以外に原動機付き自転車および軽車両に関する保安上の技術基準をも定めている。」 この保安基準で自動車検査員が車検を合格するかを判断します。ただ、保安基準の内容は追加されることがあり、新しく追加される内容をお知らせします。 「国土交通省は、2022年5月以降に登場する新型車に対して、バックカメラなどの後退時車両直後確認装置を備えることを義務化する方針を明らかにした。」 と、発表されました。今までは、車検時にバックカメラが故障していても車検には関係ありませんでしたが、修理をしなければ車検には合格しません。 新しい基準変更がありましたら、お知らせします。

サービステクニシャン　永岡