アルテオン・シューティングブレイクをリフトアップし下回りを眺めてみると

目に見えない所にもVWの拘りが感じられます。

【FRONTから】

【REARから】

綺麗にまとまった下回りには凹凸がありません。

これが何を意味するか？　実は下回りをフラットに近づける事が強力なダウンフォースを生み出す要因となっているのです。（各部品をこのように凹凸なくにセットする事は実は大変！）

ダウンフォースを簡単に説明しますと飛行機の翼のメカニズムを逆転させ車体を地面に吸い寄せ押さえつける空気の力です。ダウンフォースが発生する事で車のタイヤには車重を超越する面圧がかかり高いグリップを生み出すことが可能になります。

車体を地面に吸い寄せるダウンフォース発生のメカニズムはシンプルです。車体その物で考えると車体の上面と下面に流れる空気流速の内、上面を遅く、下面を早く流すことでダウンフォースが生まれるので、レーシングカーのようにこてこてのスポイラーを装着するのではなくVW車はフロア面をよりフラットに近づける手法を取っています。

ちなみに下回りにはフロアパネル等へディフーザーが綺麗にセットされています。

驚く事に、前後ロアアームにも装着されていました

【FRONT】

【REAR】

高速道路での安定性はこういった拘りから生まれているんです。

オイルパンはプラスチック製のハニカムで、軽量化と強度アップに貢献しています。

普段あまり見ることのない下回りにも手を抜かない、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　堅実なVW車らしさが見えました。　　

ぜひフォルクスワーゲン板橋ショールームへお越しください。

見て、触れて、乗って確かめてみませんか？

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★S.TAKA★

※Coffee Break※

知人のガレージで珍しいマシン発見

【VW DUNE BUGGY】

横のケータ君も気になります（笑）　　　　　　　　　　　では